名無しの権兵衛

札幌で２年前、母親と交際相手の男から虐待をうけ２歳の女の子が衰弱死した事件で、専門家らは、再発防止に向けた札幌市の取り組みについての検証結果を秋元市長に報告しました。 この事件は札幌市で２０１９年、池田詩梨ちゃん（当時２）が虐待を受けて衰弱死し、母親とその交際相手が逮捕されたものです。 専門家らは再発防止に向けた札幌市の取り組みを検証し、秋元市長に報告。 児童相談所の人員を増やしたり研修を実施した点などが評価された一方、専門的な知識や経験をもつ職員を時間をかけて育成する必要があると指摘しました。 秋元市長は「しっかりと受け止めて人材の育成などについて市全体の取り組みとして進めたい」としています。

和歌山市で１６歳の少女が母親の再婚相手に虐待され死亡した事件。虐待は事件の３年前から行われていたとみられています。 去年６月、和歌山市のアパートで１６歳の鶴崎心桜さんが全身を強く殴られるなどして死亡した事件。２月１６日、警察は鶴崎さんの母親の再婚相手で、同居していた有田市の木下匠容疑者（４０）を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕しました。木下容疑者は鶴崎さんに暴行を繰り返し、身動きが取れないほど衰弱させたにもかかわらず、医療機関を受診させず死亡させた疑いが持たれています。 警察は木下容疑者の認否を明らかにしていませんが、鶴崎さんが木下容疑者と同居し始めたのは２０１８年１０月ごろで、虐待はこの頃に始まり、日常的に殴る、蹴るなどの暴行が行われていたとみられています。 アパートには鶴崎さんの母親（当時３７）と、木下容疑者との間にできた当時４歳の娘も暮らしていました。そこに、もともと実の父親と暮らしていた鶴崎さんが引き取られるかたちで、「４人での生活」が始まったといいます。 しかし、鶴崎さんが死亡した当日、母親は妹を連れて関西空港の連絡橋から飛び降り、死亡しました。警察は、この母親も鶴崎さんを木の棒で殴るなどの暴行を加えていたとみて書類送検する方針です。 当時学校に通っていなかったという鶴崎心桜さん。小学校時代の同級生の母親は次のように話しています。 （心桜さんの小学校時代の同級生の母親） 「すごく人懐っこい子だった。でも中学校入ってからはほんまに知らない。学校にあまり来ていなかったみたい。アルバムとかにも、あまり載っていない。ほんまに心が痛かった」 鶴崎さんをめぐっては、虐待に関する情報などが寄せられたこともあり、児童相談所が過去に複数回、接触を図っていました。１度目は２０１３年６月から２０１４年１月までの間、２度目は木下容疑者との同居が始まった２０１８年１０月から１１月までの間です。 しかし、児童相談所は「問題に改善がみられる」「今後、関わる必要がない」と判断したということです。

交際していた女性を殺害したとして京都府の男が逮捕された事件。２月１７日現在も、女性が遺棄されたとみられる山で警察の捜索が続いています。 警察は、女性の遺体が遺棄されたとみられる奈良市の若草山を２月１７日も捜索しています。白いロープで捜索箇所を細かく区切り、捜査員が熊手のようなもので土を掘り返しています。これまでの捜索で、この山から女性の所持品が見つかっています。 京都府井手町の会社員・末海征河容疑者（２５）は２０１６年１０月、交際していた女性（当時１９）を井手町内で殺害した疑いが持たれています。 女性は殺害される前日、自身のツイッターに「元彼と喧嘩した」などと、末海容疑者とトラブルがあったことをうかがわせる書き込みをしていました。 また捜査関係者によりますと、行方不明になる直前にも末海容疑者と口論する姿が目撃されていたということです。 警察は交際を巡るトラブルが殺害につながったとみて、詳しい動機を調べています。

千葉県野田市にある創建1100年以上におよぶ“櫻木神社”。例年およそ15万人が初詣に訪れる由緒ある神社だ。2021年12月中旬、近所の氏子がいつものように神社を訪れると、看板にこれまでになかったある文字を見つけた。乱雑な「Amazon!」の文字は黒いマーカーのようなもので書かれていて、氏子はすぐに落書きだと気付き、宮司に連絡した。 宮司が敷地内を確認すると、至る所に「Amazon!」の落書きが見つかった。その他にも「Brazilからの使者」という意味不明な文言や、祭られている神についての説明看板にも「こいつらいないよ」の文字が。落書きは合わせて13カ所にのぼり、神社では警察に被害届を出した。

滋賀県警草津署は17日、わいせつ略取と監禁、強制性交の疑いで滋賀県草津市木川町、配達員の男（48）を逮捕した。同署によると、容疑を否認しているという。 逮捕容疑は2月1日午前5時ごろから同50分ごろまでの間、草津市内の駐車場の車内で仮眠中の20代女性を抱きかかえて自分の車に乗せて市内の別の駐車場まで監禁し、車内で無理やり性交した疑い。