名古屋市緑区で10日、男女2人の遺体が見つかり息子とみられる男が逮捕された事件で、男が「母親が自分の金を使うことに腹を立てた」という趣旨の説明をしていることが分かりました。 逮捕された緑区に住む喜多圭介容疑者(36)は、10月9日ごろ自宅マンションで同居する、母親とみられる60歳くらいの女性を殴るなどして殺害した疑いが持たれています。 喜多容疑者は10日夕方、「同居している両親を殺してしまった」と自ら110番通報しました。 警察の調べに「殺意はありません」などと容疑を否認しています。 捜査関係者によりますと喜多容疑者は、「母親が自分の金を使うことに腹を立てた」という趣旨の説明をしているということです。 警察は父親とみられる男性への殺人の疑いについても、調べを進めています。