先月、東京・品川区の住宅で、70代の男性が死亡しているのが見つかりました。 その後1か月以上行方が分からなくなっていた70代の妻が都内で発見され、警視庁に逮捕されていたことが分かりました。 捜査関係者によりますと、先月3日、品川区北品川の住宅で「住人の姿を見かけない」と近隣住民から署に通報がありました。 警察官が現場にかけつけると、玄関は施錠されていて、部屋の中で住人の70代男性があおむけで死亡しているのが見つかりました。遺体に外傷はありませんでした。 死亡した男性と2人で暮らしていた70代の妻の行方が分からなくなっていて、警視庁が行方を追っていましたが、今月7日に警察官が品川区内で妻を発見。その日に妻を死体遺棄の疑いで逮捕したということです。 取り調べに対し、妻は「間違いありません」と容疑を認めているということで、警視庁は動機などを詳しく調べています。