駅で視覚障害のある男性を蹴ったとして、警視庁神田署は暴行の疑いで、東京都荒川区東尾久、自称アルバイト従業員、池田隆一郎容疑者(34)を逮捕した。調べに対し「(男性の)リュックサックは蹴ったが、体には触れていない」と容疑を一部否認している。 神田署によると、池田容疑者は都営新宿線神保町駅の多目的トイレを利用。被害に遭った男性がトイレを使おうと白杖で扉をたたいたことに池田容疑者が腹を立て、暴行を加えたとみられる。 逮捕容疑は今年9月3日午後5時半ごろ、トイレ付近の駅ホーム上で50代男性の背後から腰付近を足蹴りしたとしている。男性にけがはなかった。