ロシア南部で武装集団が教会襲撃、9人死亡 「テロ」捜査開始

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【AFP=時事】ロシア南部の北カフカス(North Caucasus)連邦管区ダゲスタン(Dagestan)共和国で23日、ロシア正教の教会とシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)が武装集団に襲撃され、少なくとも警察官・国家親衛隊員8人と司祭1人が死亡した。 ダゲスタンはチェチェン(Chechnya)共和国に隣接し、イスラム教徒が多くを占める。 武装集団は、ダゲスタンの最大都市マハチカラ(Makhachkala)と沿岸部のデルベント(Derbent)を同時に襲撃。国家テロ対策委員会は国営ロシア通信を通じ、「正教会2か所、シナゴーグ1か所、警察の検問所1か所が襲撃された」と明かした。 ロシア当局によると、警察はマハチカラで武装集団4人、デルベントで2人を殺害した。 ロシア連邦捜査委員会は、「テロ」事件として捜査を開始したと発表した。 今年3月にモスクワのコンサートホールで発生した銃撃事件について、ロシア連邦保安局(FSB)は4月、計画に関与した疑いでダゲスタンで4人を逮捕したと発表していた。この事件をめぐっては、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出している。【翻訳編集】 AFPBB News

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