22日夕方、札幌市西区で、自宅で同居する76歳の母親を2階の階段から突き飛ばして、けがをさせたとして44歳の女が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区山の手4条9丁目に住む44歳の無職の女です。 女は22日午後4時20分ごろ、自宅で76歳の母親を2階の階段から1階へ突き落として、転倒させるなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。 母親は、頭を打撲し、病院で手当てを受けていますが、意識はあり、命に別状はないということです。 事件の後、女が自ら消防に通報し、消防からの連絡を受けて駆け付けた警察が女をその場で逮捕しました。 逮捕された44歳の無職の女は、母親と2人暮らしで、取り調べに対して「母親の行動に腹を立てて口論になった」「母親が階段から落ちるかもしれないという認識はあった」などと供述し、容疑を認めているということです。 警察は、2人が口論になったいきさつなど当時の状況を調べています。