暴力団の抗争指定、6府県で発効 山口組と絆会、官報で公示

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大阪や兵庫などの6府県の公安委員会は21日、指定暴力団の山口組(神戸市)と絆会(大阪市)が抗争状態にあるとして、両組織を暴力団対策法に基づく特定抗争指定暴力団に指定したと官報で公示、指定が発効した。期間は3カ月で、指定は全国4例目。抗争が終結するまで更新される。 組織の事務所や拠点がある大阪市、神戸市、水戸市、名古屋市などを「警戒区域」とし、活動を規制。組員らはおおむね5人以上で集まることや、事務所の使用、対立組員への付きまといなどが禁止され、違反すると逮捕される。 両組織を巡っては2022年以降、銃撃事件や幹部殺害などの事件が続いている。

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