岩手県一関市が発注した工事を巡る官製談合事件を受け、一関市は逮捕された職員と業者が関与している建設工事2件の執行を停止する方針を示しました。 これは20日行われた会見で佐藤善仁市長が示したものです。 この事件は19日、一関市が発注した工事を巡り、官製談合防止法違反などの疑いで一関市都市整備課、課長補佐の金今進容疑者60歳と、公契約関係競売等妨害の疑いで市内の業者の3人が逮捕されたものです。 佐藤市長は20日の会見で事件について陳謝した上で、現在進められている「中里市民センター」と一関市大東町の「道の駅」の2件の建設工事について、金今容疑者と逮捕された業者が関与していたとして、執行を停止するとしました。