20日、東京・千代田区の国会議事堂の近くで歩行者をひき逃げした後乗用車が横転した事故で事故を起こした車が財務省の公用車だったことが分かりました。 この事故は20日、千代田区永田町の国会議事堂近くで横断歩道を歩行中の大野泰弘さんに、乗用車が衝突し死亡したもので、運転手の濃畑宣秀容疑者がひき逃げをした疑いなどで逮捕されています。 その後の警視庁への取材で、濃畑容疑者は財務省が委託する車の運行会社に勤めていて事故を起こした車は財務省の公用車だったことがわかりました。 濃畑容疑者は大野さんをはね逃走した直後に、前にいた別の車をよけようとして横転していて調べに対し容疑を認め、「パニックになっていた」と供述しているということです。