5月、川口市で、タクシーの運転手が拳銃で撃たれた事件で、さいたま地検は21日、68歳の男を強盗殺人未遂などの罪で起訴しました。 起訴されたのは、川口市栄町の無職、瀬川好一被告(68)です。 起訴状などによりますと、瀬川被告は5月29日の深夜、市内でタクシーに乗車中、当時72歳の運転手の男性に拳銃を突きつけて、「金を出せ」などと脅したとしています。 その上で、男性の左胸を拳銃で撃ち、全治2か月の重傷を負わせたとして、強盗殺人未遂などの罪に問われています。 瀬川被告は警察に逮捕されたとき、「金を奪おうとは思っていなかった」と容疑を一部否認していました。