一関市、工事一時停止 中里市民セ、大東・道の駅 官製談合事件で余波【岩手】

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一関市は、施工中の中里市民センター建設工事と、仮称・国道343号渋民バイパス道の駅建設工事を一時停止する。市議会定例会6月通常会議で両工事の関連議案を審議する予定だったが、市発注の別の公共工事を巡る官製談合事件で、逮捕された市職員が両工事の設計事務に関わり、逮捕された元役員の会社が関連工事を受注していたため。現時点で事件との関係性は確認されていないが、佐藤善仁市長は「このたびの事態の中にあって何の疑問もなく、議案を提出し、審議いただく環境にないと判断した」と理由を説明している。 市が工事の執行を一時停止するのは、2025年8月の利用開始を目指して現在地(同市山目町)で建て替えられる同センター建設(建築、電気設備、機械設備)工事と、来年4月の開業を目指して同市大東町の343号沿いで整備が進められている同駅建設工事(建築、電気設備、機械設備)。

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