20日未明、石川県の七尾鹿島消防本部に勤務する40代の男性消防司令補が酒を飲み車を運転したとして摘発されました。 七尾市によりますと、七尾鹿島消防本部に勤務する40代の男性消防司令補は20日午前1時50分ごろ、酒を飲んだ状態で車を運転したとして警察に摘発されました。 消防司令補は市内で自家用車を運転していたということです。酒を飲んでいた場所や量は調査中で、市は今後消防司令補の処分を検討するということです。 職員の酒気帯び運転での摘発を受け、七尾市の茶谷義隆市長は「能登半島地震被害からの復旧・復興に向けて、職員一丸となって取り組まなければならない中で消防職員がこのような不祥事を起こしたことは誠に遺憾であり、市民の皆様に心より深くお詫びを申し上げます」とコメントしています。 これとは別に、20日には金沢市消防局の消防士長が酒気帯び運転の疑いで逮捕されていて、石川県内では消防職員の飲酒運転による不祥事が相次いでいます。