医師免許を持たずに客に医療行為を行ったうえ、炎症や感染を抑える措置を行わず、全治7カ月のけがをさせたとして中国籍の女が逮捕されました。 中国籍のサイ・レイレイ容疑者(43)は、自身が経営する千葉県市原市内のエステ店で施術の際に必要な措置を怠り、けがをさせた業務上過失傷害と医師免許を持たずに施術をした医師法違反の疑いが持たれています。 警察によりますと、サイ容疑者は女性客に鼻を高くする施術をした際、鼻の先端部に過剰に糸を入れて全治7カ月のけがを負わせました。 女性客は施術後に鼻が腫れて糸が出てきたということす。 また、医師免許を持たずに他の客5人にボトックス注射やヒアルロン酸注射を15回打っていたということです。 サイ容疑者は取り調べに対し、「鼻のリフトアップ施術を行い、けがを負わせたのは間違いないが、注射はやっていない」と容疑を一部否認しています。