室内で2人きりになった際に襲撃か 来客対応の形跡 大津市の保護司殺害事件

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滋賀県大津市の住宅で5月、保護司のレストラン経営新庄博志さん(60)が殺害された事件で、新庄さんが倒れていたリビングに来客に対応した形跡があったことが11日、滋賀県警捜査本部(大津北署)への取材で分かった。新庄さんは事件当日、殺人容疑で逮捕された飯塚紘平容疑者(35)と保護観察の面接を予定しており、捜査本部は室内で2人きりになった際に襲われたとみて調べている。 室内から刃物が持ち出された形跡はなく、飯塚容疑者が事前に凶器を用意していた可能性が高いことも判明。犯行後いずれかに持ち去ったとみられるという。凶器の特定には至っていない。 飯塚容疑者は過去にコンビニ強盗事件を起こし、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の判決が確定。新庄さんが保護司として立ち直りを支援していた。 捜査本部によると、新庄さんが殺害されたとされる5月24日夜も、飯塚容疑者と面接する予定が入っていた。飯塚容疑者は同日午後7時ごろに新庄さん宅を訪問。捜査関係者の説明では、その後、数十分以内に、容疑者とみられる人物が立ち去る姿が付近の防犯カメラに写っていたという。 新庄さんは5月26日夕、自宅1階のリビングで倒れているのを親族に発見された。遺体発見時、ワイシャツに長ズボン姿で、スリッパを着用。リビングの照明は付いたままだった。 飯塚容疑者は、新庄さんの上半身を刃物で複数回突き刺して殺害したとして今月8日に逮捕された。「私はやっていない」と容疑を否認している。 飯塚容疑者のものとみられるX(旧ツイッター)のアカウントには「保護観察とか~。全然保護しない」「保護って言葉は要注意ワード」などと、保護観察への不満をうかがわせる投稿があった。

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