塩田前町長宅に大量の酒、業者側から日常的に物品 福島・石川町贈収賄

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福島県石川町の公共工事を巡る官製談合事件が贈収賄事件に発展した10日、前町長が業者側から日常的に物品を受け取っていた癒着の実態が浮かび上がった。収賄の疑いで福島県警に再逮捕された前町長の塩田金次郎容疑者(76)=同町形見字道橋=が再選を目指した2022年の町長選期間中、塩田容疑者の自宅に業者などから大量の酒類が届けられていたことが、関係者への取材で分かった。 関係者によると、届けられた酒は自宅に保管されていたという。県警も把握しており、塩田容疑者が酒を自身で消費するだけでなく、他者に渡していた可能性もあるとみて調べている。 捜査関係者によると、贈賄の疑いで再逮捕された土木会社「志賀建設」の元顧問で無職関根徳夫容疑者(69)=同町字境ノ内=と元役員でコンサルタント業添田保雄容疑者(63)=平田村中倉字見上=は瓶ビールなどを石川郡内の店舗で購入し、10回程度にわたり塩田容疑者に提供していたという。 町は10日、塩田容疑者が設計額など秘密事項の情報を漏らしたとする工事12件を発表した。一覧は【表】の通り。12件のうち9件を志賀建設が落札していた。 捜査関係者によると、関根、添田両容疑者は志賀建設が落札しなかった入札の情報も得て、社外の複数の人物に伝えていたという。 県警は、ほかにも金品のやりとりの有無や、塩田容疑者の選挙活動に関連がなかったかどうかなどを捜査している。

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