前町長は6年前の初当選直後から情報漏えいか 福島・石川町贈収賄事件 町議会は給与差し止めの条例改正

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入札情報は初当選直後から漏らしていたか。贈収賄事件で逮捕された前町長の自宅からは賄賂とみられる大量のビールも見つかっていたことが分かった。 収賄の疑いで6月11日送検された福島県石川町の前町長、塩田金次郎容疑者(76)。 町発注工事の12件の入札で業者に秘密事項の設計額などを教え、その見返りに約42万円分の瓶ビールなどを受け取った疑いが持たれている。 「委員長の報告の通り、決定することにご異議ありませんか」「異議なし」 11日閉会した石川町の議会定例会。可決した補正予算には、入札制度を見直すために第三者委員会を設置する費用60万円が盛り込まれている。 また、町長が逮捕・勾留された場合は、給与の差し止め、有罪の場合は支給を取りやめるなどの条例の改正も全会一致で成立した。 石川町議会の近内雅洋議長は「これから石川町のクリーンな形で、オープンな形で皆から信頼される町づくりしていかなきゃいけないと。我々議員も皆その思いで頑張っていると思います」と語った。 『官製談合』から『贈収賄』に発展した今回の事件。 捜査関係者によると、塩田容疑者の自宅には、賄賂を贈った疑いで逮捕された関根徳夫容疑者と添田保雄容疑者から受け取ったとされる大量のビールが確認されたということだ。 また、これまでの捜査で塩田容疑者は、町長に初当選した6年前から業者との関係を深め入札情報を漏らしていたとみられていて、警察では選挙活動などにも関連性がなかったかも含め調べを進めている。

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