マカオ、特殊詐欺に絡み男3人逮捕…香港の犯罪組織メンバー

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マカオ司法警察局は6月7日、マカオで発生した特殊詐欺(電話詐欺)事件に絡み、中国人(中国本土居民)の男2人とマカオ人の男1人の計3人を逮捕したと発表。 同局によれば、同月6日午前、マカオ市民の女性から電話詐欺の被害に遭ったとする通報が寄せられたとのこと。同日、被害者宅の固定電話に”息子”を名乗る人物から傷害事件の示談金として30万パタカ(日本円換算:約585万円)が必要となり、追って弁護士が受け取りに行くとする電話があり、女性は銀行へ行き現金を用立てた後、心配になって本物の息子に架電したところ先の入電が詐欺だったことがわかり、警察へ通報するに至ったという。 通報を受けた同局が調査を進め、被害者宅を再び訪ねてきた受け子の中国人の男を現場で逮捕。また、被害者宅のあるマンションの下で待機していた仲間のマカオ人の男についても逮捕することに成功。受け子の男が手に入れた現金をこの仲間の男が保管し、さらに上役の中国人の男に渡す手筈になっていたことがわかったため、受け渡し場所のマカオ半島中区にあるレストランで張り込みを行い、現場に現れた上役の男を逮捕した。 上述の3人は香港の電話詐欺グループのメンバーで、報酬を得て参画していたとのこと。また、最初の2人の足取りを追ったところ、同日本件より前の時間帯に別の被害者から現金15万パタカ(約292万円)を詐取していたことも判明。逮捕時、3人は詐取したものとみられる現金、合計約45万パタカ(約877万円)を所持していたという。同局では3人を相当巨額詐欺、組織犯罪の罪で検察院送致するとともに、グループの他のメンバーについても追跡を行うとした。 マカオでは近日同様の事件が相次ぎ発生している。同局では今回の最初のケースでは被害者が詐欺に気づき、警察へ通報したことで未然に被害を防ぐことができたとし、市民、特に高齢者に対し、家族や友人を騙って示談金などの支払い協力を求める電話があった場合、必ず直接相手に連絡をして確認を行い、電話をかけてきた相手の言いなりになって騙されることのないようにしてほしいと累次の呼びかけを行った。

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