ウクライナ侵攻作戦に動員されているロシア兵の妻らが国防省前に座り込み、兵士の早期帰還を求めました。 モスクワの国防省前では3日、動員兵の妻らが夫の前線からの早期帰還を訴え、ベロウソフ国防相との面会を要求しました。 独立系メディアによりますと、国防省の担当者が出てきて「動員兵を帰還させる法律はない」「自分の息子も前線で義足で戦っている」などと話に応じなかったということです。 妻らは「自分たちは国防省に無視されている。しかし活動を続ける」とSNSに投稿しました。 ロシア法務省は先月31日、動員兵の早期帰還を求める妻らの運動「プーチ・ダモイ」をスパイを意味する「外国の代理人」に指定し、その主要人物マリア・アンドレーエワさんも同様の扱いとしました。 ただ、この日の集会は「プーチ・ダモイ」とは関係のない集まりで、逮捕者は出ていないということです。