福岡県水巻町のホテルで女子高校生に対し、18歳未満と知りながらみだらな行為をしたとして、自衛官の男(37)が逮捕されました。 警察などによりますと、児童買春などの疑いで逮捕されたのは、佐賀県神埼市に住む陸上自衛隊東千歳駐屯地所属の自衛官、坂本周也容疑者(37)です。 坂本容疑者は去年5月、福岡県水巻町のホテルで、当時高校1年生だった15歳の女子生徒に対し、現金1万3千円を渡してわいせつな行為などをした疑いがもたれています。 事件当日、女子生徒の母親から「娘がホテルに連れ込まれたようだ」と警察に通報があり事件が発覚しました。 警察が、その後の捜査で防犯カメラや携帯電話の履歴などを調べ、坂本容疑者の関与が浮上しました。 2人は、不特定多数と繋がることができる、音声アプリで知り合い、SNS上でお金を支払いわいせつな行為をする約束をしていたということです。 坂本容疑者は警察の調べに対し「しゃべりたくない」と話しています。 東千歳駐屯地によりますと坂本容疑者は別の児童買春事件で逮捕され、懲戒処分の手続き中でした。 坂本容疑者の逮捕を受け、所属する陸上自衛隊・第7特科連隊の1等陸佐・万波大介隊長は、「部隊としては、警察の捜査に全面的に協力するとともに、明らかになった事実に基づいて厳正に対処したいと考えています。」とコメントしました。