大麻売買めぐる傷害事件 密売グループのメンバーら7人を逮捕、送検 10~20代

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大麻の売買を巡る金銭トラブルで関係者らに暴行してけがを負わせたとして、兵庫県警捜査1課と葺合署などは3日までに、逮捕監禁と傷害などの疑いで、大阪市浪速区の人材派遣業の男(23)ら10~20代の男7人を逮捕、送検した。 男の逮捕容疑は、ほか3人と共謀して昨年11月4~5日、神戸市中央区で無職の男性(21)を軽乗用車に押し込み、顔を数回殴って全治2週間のけがを負わせるなどした疑い。男は「監禁はしていない」と容疑を一部否認し、神戸地検は傷害罪で起訴した。 捜査1課によると、男と無職の男性は交流サイト(SNS)で大麻を密売するグループのメンバーで、売上金に関してもめ事になったという。 翌12月には同市須磨区で、グループの客の知人である男子高校生が殴られ、顔の骨を折る全治3カ月の重傷を負っており、男ら5人を逮捕、送検した。うち1人は傷害罪で起訴されている。 また、県警は、男や別の10~20代の男女を含む計8人について、自宅や車内で大麻を所持したとして大麻取締法違反の疑いでも逮捕、送検した。

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