在職中に入手した警察情報を外部の第三者に漏らしたとして国家公務員法違反の疑いで逮捕された前の生活安全部長の男の身柄が鹿児島地方検察庁に送られました。 国家公務員法違反の疑いで送検されたのは鹿児島市紫原5丁目に住む団体職員で、県警の前・生活安全部長本田尚志容疑者(60)です。 県警によりますと、本田容疑者は退職後の今年3月下旬に在職中に入手し印刷した警察情報の書類を別の警察官の名前を使って外部の第三者に郵送。職務上知り得た情報を漏らし、守秘義務を守らなかった疑いが持たれています。 県警は第三者との関係性や認否について「捜査に支障がある」として明らかにしていません。 今年4月以降、現職警察官の逮捕を合わせると、県警関係者の逮捕者は4人目です。