「投資だと思ってやっている 騙すつもりなかった」“10億円詐欺事件”容疑者4人全員否認 背後に「配当会」の存在

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

男女4人が逮捕された10億円規模の詐欺事件、容疑者らは「だますつもりはなかった」と容疑を否認していることがわかりました。背後には配当金を分ける「配当会」という存在が見え隠れします。 <東部総局 竹川知佳記者> 「正午過ぎです。詐欺の疑いで逮捕された容疑者の身柄が検察に送られます」 送検されたのは、自称アルバイト従業員の男(57)ら男女4人です。容疑者らは共謀して、静岡件裾野市に住む女性(53)に「毎月配当金がもらえる」などと持ち掛け、あわせて1,000万円を騙し取った疑いがもたれています。 関係者によると容疑者らは全員否認。「投資だと思ってやっている。騙すつもりはなかった」という趣旨の供述をする容疑者もいるということです。 <逮捕された会社員の男(29)> 「相当内容としては自信があります」 詐欺グループのメンバーとして逮捕された容疑者。同じく逮捕された自称アルバイト従業員の男を「プロトレーダー」と紹介していました。 <逮捕された会社員の男(29)> 「(逮捕された自称アルバイト従業員)自身、月に8%~15%利益を出しているような凄腕のプロトレーダーですなのでみなさまの(配当金)5%は切ることはありません」 逮捕された4人の役割です。関係者などによりますと、プロトレーダーを騙る自称アルバイト従業員の下に、投資を名目に人と金を募るエージェントと呼ばれる会社員の男らが組織されていました。 今回の事件の場合、顧客となった清掃作業員の女(53)が被害女性と友人だったことで勧誘。会社員の男と面会して、信じ切った被害女性は大金を預け結局、配当金は一度ももらえませんでした。 だまされた女性は「配当会」という存在が大きいと話します。 <被害女性> 「配当金を配る『配当会』っていうのが東京で毎月やってまして、清掃作業員の女は、そこで現金が積まれてて配当を配ってる実際の会場に行って、信用してるんですね。その配当会でも部屋に入ると携帯は全部没収で、その録音、録画はできないとか。そういう、その書類の受け渡しも、そういう証拠を残さないような」 主犯格とされる自称アルバイト従業員の男は、共犯のメンバーについて「知らない」などと関係性すら曖昧にしているということで、警察が全容解明に向けて捜査を続けています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。