拘置所医療巡る損賠訴訟で控訴 「大川原化工機」元顧問遺族側

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「大川原化工機」違法捜査事件の拘置所医療をめぐる損賠訴訟で、元顧問の遺族側が控訴した。 「大川原化工機」元顧問の相嶋静夫さんは、社長らと機械を不正輸出したとして逮捕・起訴されたが、拘置所で勾留中に胃がんが見つかり、起訴が取り消される前に亡くなった。 相嶋さんの遺族は、拘置所で適切な検査や治療を受けられなかったなどとして、国に賠償を求めたが、東京地裁が3月、訴えを退けた。 遺族側は控訴期限の4日、「一般の医療水準を基準にすれば拘置所の対応が適切だったとはいえない」として、東京高裁に控訴した。

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