高級ブランド「間人ガニ」と偽装、販売疑い 水産会社2人逮捕 京都

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兵庫県産のズワイガニを、京丹後市産の高級ブランドガニ「間人(たいざ)ガニ」と偽って販売したなどとして、京都府警は4日、水産業「まるなか水産」(同市)の取締役の中井満(42)=京丹後市丹後町間人=と同社の元従業員の山崎一成(52)=同市網野町浅茂川=の両容疑者を不正競争防止法違反(誤認惹起)容疑などで逮捕したと発表した。中井容疑者は「10年くらい利益をあげるためにやっていた」と供述しているという。 京丹後市などによると、間人ガニは丹後半島にある「間人漁港」(京丹後市丹後町)で水揚げされる高級ブランドガニ。沖合約20~50キロメートルの近場を漁場とし、日帰り操業のため新鮮で品質が良いとされている。5隻の船のみが漁をしており、漁師が船上で品質をチェックした後「たいざガニ」の文字と船名が刻印されたタグを手作業でつけることになっているという。 両容疑者の逮捕容疑は、2023年2月1日と25日に、兵庫県の港で水揚げされたズワイガニ2杯に間人ガニのタグを取り付けて産地を誤認させるような表示をし、計5万4500円で販売。また中井容疑者は24年2月末に同社の作業場で、権限が無いのに間人ガニのタグ21本を所持していたとしている。いずれも容疑を認めている。 府警生活保安課によると、タグは京都府漁業協働組合が5隻の船長に配布しているもので、作業所から見つかったタグは複数の船の刻印があるいずれも未使用のものだった。20年11月ごろ、府警に地域住民から「タグの付け替えが行われている」という内容の情報提供があり、同課が捜査していた。【林田奈々】

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