区議に入札情報を漏洩 容疑で千代田区の元部長ら3人を書類送検 不正が常態化か

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東京都千代田区発注の公共事業を巡る官製談合事件で、区発注の一般競争入札の情報を漏洩したとして、警視庁捜査2課は4日、官製談合防止法違反(入札妨害)の疑いで、3月まで区の政策経営部長だった男ら3人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者などによると、3人は区発注の公共事業にからみ、一般競争入札の情報を入手し、元区部長の吉村以津己(いづみ)被告(61)=同罪で起訴=に伝達。この情報は、当時区議だった嶋崎秀彦被告(64)=同罪とあっせん収賄罪で起訴=を通し、地元建設業者らの任意団体「千代田区災害対策管工事協力会」に伝えられていた。 嶋崎被告は入札情報を漏らす見返りに業者側から商品券などを受け取ったとして、あっせん収賄罪で逮捕、起訴された。 政策経営部長だった男の書類送検容疑は、令和2年8月に行われた「神保町ひまわり館」の給湯器交換工事の入札参加業者名を漏洩したとしている。この男は吉村被告の後任として令和2~3年度に行政管理担当部長を務めた。 区は4日、書類送検を受けて文書で謝罪コメントを公表。「事実関係を把握した上で厳正に対処してまいります」とした。

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