風邪薬をトー横で無許可販売容疑 過剰摂取目的か、男女4人逮捕 警視庁

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国の許可がないのに市販の風邪薬を複数人に販売したなどとして、警視庁少年育成課は21日までに、医薬品医療機器法違反容疑(無許可販売)で、16~22歳の男女4人を逮捕した。 捜査関係者への取材で分かった。 東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる地域で未成年の救急搬送が相次ぐなど、若者による市販薬の過剰摂取は社会問題となっている。 SNS上では過剰摂取の体験記や大量の市販薬の画像が数多く投稿されている。厚生労働省は一部の市販薬について、購入数の制限を行うなど対策を進めている。 捜査関係者によると、4人は7~9月、市販の風邪薬を国の許可がないのに、繰り返し販売した疑いがもたれている。 4人は40錠入りの風邪薬(市販価格約2400円)をトー横に集まる知人らに1000円程度で売るなどしていた。過剰摂取目的で売られていたとみて、警視庁は入手経路の特定を急ぐ。 同庁は9~10月、トー横にいた未成年を補導した。所持していた市販薬の購入元として、4人の関与が浮上した。

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