東京・歌舞伎町の若者のたまり場「トー横」で、高校生らに市販の咳(せき)止め薬を無許可で販売したとして、21歳の男ら4人が逮捕されました。 捜査関係者によりますと、高橋光夢容疑者と横川玲奈容疑者、そして、男子高校生と女子高校生のあわせて4人は、ことし、新宿区歌舞伎町の「トー横」周辺で、18歳の男子高校生と16歳の少女に無許可で市販の咳止め薬を販売した疑いがもたれています。 警視庁が補導活動を行った際、18歳の男子高校生と16歳の少女が咳止め薬を複数錠所持していたことなどから高橋容疑者らが浮上し、少女は、逮捕された男子高校生から「『オーバードーズするためじゃなかったら売らないよ』と言われた」と説明したということです。 他県からきた女性(23)「風邪薬だったり睡眠薬だったりが、だいたい多いかな、みんな飲んでるのは。ウラで売ってくれる人がいたりとか、みんなで分け合って飲んだりとか。(売人を)人づてに教えてもらうこともあれば、自分で探すこともあるし」 調べに対し、高橋容疑者と男子高校生は容疑を一部否認し、横川容疑者と女子高校生は容疑を否認しているということです。