私人逮捕系と称されるユーチューバーの逮捕が相次ぐ中、2022年のМ―1グランプリを制したウエストランドのネタが、ネット上で再注目を集めている。 「私人逮捕系」とは、盗撮や痴漢など犯罪が疑われる一般人を追ったり、拘束して警察に突き出したりする動画を投稿するユーチューバー。男性に覚醒剤を持ってくるようにそそのかした疑いで、「ガッツch」を運営する中島蓮こと今野蓮容疑者(30)らが20日に逮捕。13日には10代の女性への名誉きそんの疑いで、「煉獄コロアキ」の名前で私人逮捕の動画を投稿していた杉田一明容疑者(40)が逮捕された。 一連の報道を受け、ウエストランドの河本太(39)が出す「あるなしクイズ」に、井口裕之(40)が全力で悪口を言い続けるネタがあらためて話題になっている。 「ユーチューバーにはあるけどタレントにはないもの」の題目に対し、「やっぱりうざい」「よく考えてうざい」と始めた井口は「再生数に取りつかれておかしくなっている!」「若くして大金を得ているからまともではない! それが明るみに出始めている!」と止まらない。最後には「警察に捕まり初めている!」と連呼し、会場の爆笑を呼んだ。 相次ぐ私人逮捕系ユーチューバーの逮捕に、X(旧ツイッター)上では「もうユーチューバーが逮捕される度にウエストランドが頭に浮かぶからすごい」「この流れ予見してた?」「当たりすぎててもはや漫才じゃなくて予言やな」「ここまで逮捕されると、ウエストランドは卓見だったと言わざるを得ない」といったコメントであふれている。