知的障害者の少年に施設の代表らが暴行をしていた疑いです。 暴行の疑いで逮捕されたのは、障害者の子どもらが通う、大阪府吹田市の放課後等デイサービス「アルプスの森」の運営会社代表・宇津慎史容疑者(60)と、その兄で社員の宇津雅美容疑者(65)ら3人です。 慎史容疑者らは2月と3月、利用者で重度の知的障害がある15歳の少年に対し、髪をわしづかみにして頭突きをしたり、顔を足蹴りしたりするなどの暴行を加えた疑いが持たれています。警察は、3人の認否を明らかにしていません。 この施設では、去年12月に職員が当時13歳だった別の少年を見失い、少年は近くの川に入って死亡しているのが見つかました。 (死亡した少年の母親・清水亜佳里さん)「今回、息子の件を調べている上でわかったということですけども、子どもがうまく話せないからやり続けてる施設が本当に悪質」 警察は、少年の死亡について業務上過失致死の疑いでも捜査しています。