余市町汚職事件 贈賄容疑の業者にだけ見積りを依頼 2容疑者を送検

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後志の余市町発注の建物解体工事を巡る贈収賄事件で、逮捕された町職員が、贈賄容疑で逮捕された業者にだけ工事の参考見積りを依頼していたことが分かりました。 警察によりますと逮捕・送検されたのは、町税務課長・庄木淳一容疑者と、町内の建設会社「北悠建設」社長・広島健治容疑者です。庄木容疑者は、町づくり計画課長だった3年前から、町教育委員会が所管する複数の建物解体工事に関する事業費算出の参考見積もりを広島容疑者の会社のみに依頼。見返りとして広島容疑者から6回にわたりおよそ40万円相当の商品券を受け取った疑いが持たれています。 町によりますと、参考見積もりは、入札時の落札価格の上限額が推測しやすくなるため通常は複数の業者に依頼しているということです。 警察は、広島容疑者の会社が落札しやすくなるよう庄木容疑者が便宜を図ったとみて調べています。

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