3000万円着服疑いで逮捕 朝銀西信組の元支店長 預金を無断解約

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大分県警大分中央署などは20日、顧客の定期預金約3000万円を着服したとして、朝銀西信用組合(本店・岡山市北区)の元大分支店長で韓国籍の松原一男(本名・権一男)容疑者(50)=北九州市若松区藤ノ木2=を業務上横領容疑で逮捕した。同信組の調査では、松原容疑者の着服総額は約2億5600万円に上るという。 逮捕容疑は、2022年7月27日、顧客の定期預金計約3000万円を自分で使うために着服して横領したとしている。同署は認否や金の使い道などを明らかにしていない。 朝銀西信組などによると、松原容疑者は19年3月~23年4月、大分支店長として勤務。異動前日になって「横領行為をした」と本人から申告があり、同署に通報した。信組の調査では、法人と個人計6顧客の預金を無断で解約して出金するなどし、横領を繰り返していたことが判明。4月下旬に懲戒解雇した。【井土映美】

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