田中聖懲役1年 「当然だと思う」友人が語る公判までの「夜な夜な彼女に会いに」反省なし生活態度

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

9月12日、覚醒剤取締法違反の罪により1審の千葉地裁で懲役1年4ヵ月の実刑判決を受けていた元「KAT-TUN」の田中聖被告(37)の控訴審判決が東京高裁であり、懲役1年の実刑判決を受けた。 減刑の理由について裁判長は、 「依存からの脱却への取り組みの努力や成果は十分評価できると考える」 と、地裁判決後に田中被告が更生施設で依存治療に取り組んでいる姿勢などを評価した。 東京高裁には朝から傍聴席を求めるべく、田中被告の多くの女性ファンが集まった。結局、傍聴席の約半分は30代の女性ファンで埋められたほどで、抽選を引き当て、裁判を傍聴したという30代の女性は、 「田中くんの顔を間近で見ることができるので来ました。KAT-TUN時代からずっとファンです。罪を犯したのだから1年間しっかり反省してもらって、そのあとは必ず芸能界に復帰してほしいです。ライブを楽しみにしています」 と語ったが、その口調は驚くほど緊張感に欠けていた。というのも、熱心なファンたちは田中被告の芸能界復帰を信じて疑っていないからだそうだが…。 「田中は’17年に東京・渋谷区道玄坂の路上で大麻を所持していたとして大麻取締法違反で現行犯逮捕されたのを皮切りに、昨年1月に名古屋市内のホテルで覚醒剤を所持していたとして2度目の逮捕。同6月に名古屋地裁で懲役1年8ヵ月、執行猶予3年の1審判決を受けましたが、そのわずか9日後に、地元・千葉で覚醒剤所持の現行犯でスピード逮捕されました。 これまで計3度逮捕され、その度に薬絶ちと芸能界から距離を置くことをアピールしてきましたが、これまで芸能以外の仕事を覚えるとか、働きに出かけるといった様子を見たことがありません。ファンも常に彼の行動や予定をチェックしていますから、そう感じているのではないでしょうか」(田中の知人) 今年7月の控訴審初公判で社会復帰後について問われると、 「(芸能界復帰について)今のところは一切考えていません」 と否定したが、知人には、 「芸能界しか知らないし…普通の仕事をしたことがないから、芸能界以外の仕事でどうやって生きていけばいいか分からない」 と悩みを口にし、芸能界を含めた知り合いのツテを頼ってLINEなどを送りまくっていたという。実はこの時、知人はこんな話もしていた。 「田中が生活している更生施設なんですが、そこでは監視されているわけではなく自主性を重んじるようなところなので、案外自由なんです。実は彼、夜な夜な抜け出して彼女に会いに行っているんですよ。それくらいの気晴らしは必要かもしれないけれど、疑われることはやめろと注意したのですが…。とにかく彼はモテるので誘われたら断れない。彼のことを思うとクスリ断ちはもちろんですが、オンナ断ちも1年くらいしたほうがいいと思います」 田中被告の本質を知っているという知人だけに、最後は、「仲間は待っているので、しっかり更生して出てきてほしい」と厳しくも愛のある言葉で結んだ。 ちなみに今回の控訴審では、田中被告の口から覚醒剤の入手元に関する話が一切出ていない。そういった受刑者の場合、刑務所の中で密売人や常習者と知り合いになるケースは少なくなく、より悪の道に手を染めていく者は後を絶たないという。田中被告は有名人だけに、そうならないためにもより強い更生の気持ちを保つ必要に迫られるだろう。 ファンや仲間のためにもしっかり更生してほしい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。