新潟市中央区で17日、酒に酔って車を運転し、近くを歩いていた80代の夫婦をはねてけがをさせた疑いで76歳の男が現行犯逮捕されました。はねられた夫は骨盤骨折などで重傷です。また男からは、基準値の4倍以上のアルコールが検出されたということです。 道路交通法違反(酒酔い運転)と過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは、田上町田上に住む無職の男(76)です。 警察によりますと男は17日午後5時すぎ、新潟市中央区万代島の路上で、アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態で軽トラックを運転し、路上を歩いていた80代の夫婦をはね、けがをさせた疑いが持たれています。 80代夫婦は病院に搬送され、夫は骨盤骨折などの重傷、妻は左ひじを打撲していています。 事故があった現場は「万代島多目的広場・屋外広場 大かま」近くで、警察が男を調べたところ、呼気からは基準値の4倍以上のアルコールが検出されたということです。 調べに対し男は「酒に酔って事故を起こしたことに間違いはない」などと話しているということで、警察は飲酒運転の経緯などを詳しく調べています。