「日本人は防犯意識が低い」ルーマニア人すりグループ、新長田駅で財布抜き取り容疑 5都府県で被害26件

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東京や神戸、大阪の鉄道駅ですりを重ねたとして、兵庫県警捜査3課と長田署などは30日までに、窃盗の疑いで住所不定の塗装業の男(30)=窃盗罪で公判中=らルーマニア人の男3人を逮捕した。県警は2019年12月~23年1月に5都府県で、起訴済みの6件を含む26件、計約170万円相当の被害を裏付けたとしている。 同課によると、3人は同郷の知人で、昨年12月に短期滞在資格で来日。通行人の背後から近づいて男がかばんから金品を抜き取り、2人が人目を遮っていたとみられる。 起訴状などによると、今年1月14日午後、神戸市長田区のJR新長田駅のエスカレーターで、女性(69)のリュックサックから現金約1万8千円入りの財布を盗んだなどとされる。 3人とも容疑を認め、「日本人は防犯意識が低いと思った」「ルーマニアは地下鉄がやりやすいので地下鉄のある大都市を狙った」などと話しているという。

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