男性殺害で中学教諭を殺人容疑で逮捕 警視庁

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東京都江戸川区の住宅で今年2月、男性を刃物で殺害したとして、警視庁捜査1課は10日、殺人容疑で30代の男を逮捕した。男は現場近くの区立中の教諭だという。捜査関係者への取材で分かった。捜査1課は2人の関係性や動機などの解明を進める。 捜査関係者によると、事件は2月24日に発生。午後6時40分ごろ、江戸川区一之江の3階建ての一軒家で「家族が血だらけで倒れている」などと通行人を通じて110番通報があった。 駆け付けた警察官が玄関付近の廊下で、血を流して倒れている住民の山岸正文さん(63)を発見。その後、搬送先の病院で死亡が確認された。顔面には刺し傷や切り傷が複数あったほか、首にも切られた痕があった。 男性は、母親(87)と2人暮らし。玄関内で上着を着たまま倒れていたことから、捜査1課は山岸さんが帰宅直後に何者かに襲われたとみて捜査を開始。周辺の防犯カメラ画像などの調べを進めたところ、不審な男の姿が捉えられいたという。 捜査1課は、関係者から当時の状況を聴くなど調べを進め、男を特定した。 現場住宅は、都営地下鉄新宿線一之江駅から北西に約400メートル離れた住宅街に位置している。

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