ケニア「餓死カルト」、被害者の臓器摘出か 死者133人に

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【AFP=時事】ケニア警察は9日、カルト教団が信者を餓死させていたとされる事件で、被害者の一部は臓器が失われていたと明らかにした。強制的な臓器摘出が行われていた可能性が浮上している。 同日、シャカホラ(Shakahola)の森で新たに22人の遺体が見つかり、先月の集団墓地発見以降の死者は計133人となった。警察は数日内にさらに遺体が発見されるとの見方を示している。 警察は被害者のほとんどがポール・マケンジー・ヌセンゲ(Paul Mackenzie Nthenge)容疑者が率いるカルト教団の信者だったとみている。同容疑者は、「イエス・キリスト(Jesus Christ)に会える」として信者を餓死させたとされる。 首都ナイロビの裁判所に提出された供述書で、捜査責任者のマーティン・ムネネ(Martin Munene)氏は「検視報告書から、掘り出された遺体の一部は臓器がないことが分かった」と述べている。 さらに「複数の人間が関与しており、臓器売買が極めて組織的に行われていた」と指摘した。ただ、臓器密売の疑いの詳細には触れていない。 ムネネ氏によると、事件に関与したとして先月逮捕された著名テレビ宣教師のエゼキール・オデロ(Ezekiel Odero)容疑者が、カルト信者から「多額の金」を受け取っていた。同容疑者は4日に保釈されている。 ナイロビの裁判所は、オデロ容疑者の保有する20以上の銀行口座を30日間凍結するよう当局に命じている。 信者たちは、指導者のマケンジー容疑者の指示で不動産を売却していたことが分かっている。 9日に現場を訪れたキトゥレ・キンディキ(Kithure Kindiki)内相は、複数の当局からなる合同チームが現在、少なくとも20の集団埋葬地を調べていると明かした。 「残念ながら、この森にはまだ多くの墓がある。このことから、極めて組織的な犯罪だとの結論に達した」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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