那覇空港の警備に課題 施錠の2ゲート車で突破 2014年にも侵入事件

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那覇空港の制限区域内に侵入したとして建造物侵入容疑で逮捕された男は、全日空(ANA)の旅客機内にも乗り込んでいた。乗客は搭乗前で事なきを得たが、厳重さが求められる空港の警備や保安態勢への信頼が揺らぎかねない。国土交通省航空局は「重大な事案と考えている。原因を調査して再発防止に努める」とコメントした。 署によると、テロや政治的な主張が目的ではないとみられる。危険物も所持していなかった。 「制限区域内に車が乗り込んでいる」。航空会社職員から那覇空港警備派出所に通報があったのは7日午後6時10分ごろ。機内の中央通路を歩いていたところを駆け付けた複数のスタッフに取り押さえられ、警察官に引き渡された。 男は逮捕前、施錠された二つのフェンスゲートを車で突破。旅客機に設置された階段(タラップ)を上がり、内部に侵入したとみられている。 同空港では2014年7月にも20代の男が駐機場に侵入した疑いで逮捕されている。再び同様な事案が起きたことで、警備や保安態勢の検証が求められそうだ。 航空局は、男の侵入した経路や手法について「保安上の理由」で明らかにしていない。ANAも「詳細は控える」としている。

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