「態度に腹が立って…」同居の兄、殴られ死亡 傷害致死疑いで弟を逮捕 沖縄

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沖縄県警名護署は1日、東村宮城の自宅で同居していた兄に殴る蹴るの暴行を加えて死亡させたとして、弟で無職の容疑者(64)を傷害致死の疑いで逮捕したと発表した。調べに対し「間違いない。(兄の)態度に腹が立って殴った」などと容疑を認めているという。 逮捕容疑は、1月28日から29日明け方ごろまでの間に、兄(71)に暴行を加えて腹部大動脈破裂などのけがを負わせ、失血死させた疑い。容疑者がベッド上で亡くなっている兄に気付き、村役場の電話を借りて119番通報したことで発覚したという。 県警によると、駆け付けた救急隊員がその場で死亡を確認した。体に殴られた痕跡があり、司法解剖の結果、死因は「暴行による失血死」と判明。1月31日に容疑者を逮捕した。 県警によると、容疑者は昨年12月末に本土から戻り、兄と実家で2人暮らしだった。 近くに住む40代男性は事件数日前に2人を見たが特に変わった様子はなかったという。「突然のことで信じられない」と声を落とした。

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