新型コロナウイルスの影響で、収入が減った世帯を支援する国の制度を悪用し、現金をだまし取ったとして、宮崎県宮崎市の無職の男が詐欺の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、宮崎市佐土原町の無職、堀幸一郎容疑者41歳です。警察によりますと、堀容疑者は、去年5月、新型コロナの影響により収入が減った事実がないにもかかわらず、国の貸付制度を利用するため、うその申請をして県社会福祉協議会から現金20万円をだまし取った疑いです。 警察の調べに対し、堀容疑者は容疑を否認しています。
2022年 2月 の投稿一覧
「家まで我慢できなかった」コンビニで日本酒買い"車の中"で飲み運転…店員の通報で発覚 64歳男逮捕
酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転したとして、64歳の男が逮捕されました。 酒気帯び運転の現行犯で逮捕されたのは、北海道芽室町に住む無職の64歳の男です。 男は2月19日午前9時ごろ、帯広市西25条南2丁目の道路を酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転したとして、警察官に逮捕されました。 警察によりますと、現場近くのコンビニエンスストアの店員から「日本酒を買った人が車に乗っていった」と110番通報があり、駆け付けた警察が現場近くで車を運転する男を発見し停車を求めました。 男の呼気を調べたところ、基準値を超えるアルコールが検出されたため逮捕しました。 調べに男は「家まで我慢できなかった」と話していて、警察は飲酒の状況をさらに調べることにしています。
デミノーが新型コロナの書類偽造に関与?本人は否定
世界ランキング32位のアレックス・デミノー(オーストラリア)が、偽造された新型コロナウイルスの書類を購入したとしてスペイン警察に捜査されていると報じられた。しかし、本人は否定している。豪スポーツメディア Fox Sports Australiaなど複数のメディアが伝えた。 オーストラリアの男子テニス界を牽引する23歳のデミノーは、母親の出身国であるスペインに住んでいるが、マドリードのテレビ局 Telemadridの公式ウェブサイトが17日に公開した記事によれば、組織的に行われている偽造ワクチンパスポートを購入したとされる数多くの著名人の一人として彼の名前が挙がっているとのことだ。この事件でスペインの警察は600人以上に偽造のワクチンパスポートを販売した11人を「偽造および偽造文書の使用」の容疑で既に逮捕、起訴しており、彼らの顧客の中にはプロサッカー選手をはじめとするスポーツスターや俳優、ミュージシャン、ビジネスマンなどが含まれるという。 この詐欺グループは医療関係者に書類を偽造させ、偽のワクチン証明データを政府のデータベースにアップロードしたとされている。Telemadridは「スペイン人の母親とウルグアイ人の父親を持つオーストラリア人テニス選手、アレックス・デミノーは、新型コロナの偽造パスポート計画の顧客として捜査されている一人である」と実名を出して報道。これに対してデミノーはSNSに声明を投稿し、無実を訴えた。 「やあ、みんな。スペインのメディアで報道されている僕のワクチン接種証明書に関して、誤解を避けるために簡単なメッセージを載せようと思う。僕は昨年の夏にロンドンで1回目のワクチンを接種し、2回目はマドリードのラパス病院で受けた。今日、このマドリードの病院が一部の患者に偽造されたワクチン証明書を提供したとして捜査を受けているというニュースが流れた。だけど僕自身は2回目の注射を受けたこと、完全に有効で正確、そして偽りのないワクチン接種記録を持っていることをここで100%明確にしたいと思う。家族を含め、僕の周りの人たちはみんな予防接種を2回受けている」 「世間では僕が“捜査中”だということになっているけど、そんなことはない。僕の名前がこの話と関連づけられているのは、単に僕がこの病院の患者だったからだ(ほかの何千人もの患者と同じようにね)」 Telemadridによれば、同様の詐欺でこれまでに約2200人が逮捕されており、その中の多くはメッセージサービスを通じて詐欺グループと接触していたという。また、偽造されたPCR検査の結果はおよそ57ドル(約6500円)、ワクチンパスポートは約227ドル(約2万6000円)で販売され、富裕層には2回の接種を終えているという証明書類を発行するのに最大で1137ドル(約13万円)請求していたとされる。 新型コロナワクチンの偽造書類をめぐってテニス界で疑惑が浮上したのはデミノーが初めてではない。ワクチンを接種していないことでオーストラリアから国外追放となった世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、一連の騒動の中で陽性反応を示した昨年12月のPCR検査の結果を、例外的に「全豪オープン」の出場が認められる根拠として連邦裁判所に提出したが、のちにこの検査の書類に振られた連番に不審な点が見られると指摘されている。さらに先日には、ハンガリーのテニス協会が組織的に偽造した書類を「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」に出場した選手やスタッフなどに渡していたことが発覚したばかりだ。 ATP(男子プロテニス協会)は既に、ワクチンの接種記録を偽造するといったテニスの評判を著しく損なう行為を行った選手、またはその関係者に対しては、「10万ドル(約1150万円)の罰金に加え、ATPツアーもしくはチャレンジャーツアーの大会への最長3年間の出場停止処分を科す」という規約をルールブックに追加している。 ※為替レートは2022年2月18日時点 (WOWOWテニスワールド編集部) ※写真は2018年「ATP500 ワシントンDC」でのデミノー (Photo by Kevin C. Cox/Getty Images)
あさま山荘事件50年 容疑者なお国外逃亡 事件いまだ終わらず
昭和47年2月、長野県軽井沢町の保養施設で、過激派組織「連合赤軍」が管理人の妻を人質に10日間にわたり立てこもった「あさま山荘事件」は19日、発生から50年を迎えた。沖縄返還、日中国交正常化など歴史の転換点と同年に起きた事件は社会に大きな衝撃を与えた。一連の事件を契機に国内の過激派の活動は衰退していったが、国外に逃亡したままの容疑者もおり、事件は続いている。 「立てこもったか」。当時、警察庁警備局で極左事件の捜査責任者だった元衆院議員の亀井静香さん(85)は、群馬県などの山岳アジトを摘発していた最中、一報を耳にした。長野県警、警視庁などの機動隊員ら延べ1万4千人を動員。膠着(こうちゃく)状態は10日間にわたり続いた。 警察は、人質の無事救出▽犯人を全員生きて捕まえる▽人質交換要求は拒否-などの方針を取った。「警察は拳銃を使うと世間から批判される。警察官は拳銃を使うのに臆病になるから適正に使えという指示を出した」と亀井さんは話す。 28日午前11時半ごろ、警視庁第2機動隊が突入し、放水やクレーン車の鉄球で山荘の壁を破壊したが、犯人グループは散弾銃で応戦。攻防は約7時間続いた。午後6時過ぎ、第9機動隊と長野県警の決死隊が人質の女性を救出。坂東国男容疑者(75)と坂口弘死刑囚(75)、吉野雅邦受刑者(73)と少年2人を含む計5人を逮捕した。 逮捕後、47年2月までに、「総括」と称した集団リンチ殺人などで仲間12人を死なせていたことが発覚。亀井さんは連合赤軍について「自分たちの革命を成功させるために仲間を殺したのは無残なことだった。それは間違いだった」と語った。 警察に与えた影響も大きかった。その後のテロ事件なども受け、警察庁はテロやハイジャックに対処する「特殊急襲部隊」(SAT)の整備に着手。警察官の死傷者を多く出したため、盾やプロテクターなどの装備も強化した。国外逃亡した坂東容疑者ら日本赤軍メンバー7人が今も国際手配されており、警察庁は「国内外の関係機関と連携し、一日も早い逮捕を目指す」としている。
駐車場で女性はねられ意識不明 自称教員の男を逮捕「車を止めるときぶつかった」 千葉北署
千葉市稲毛区黒砂台1のコンビニ駐車場内で、18日午後7時25分ごろ、50代ぐらいの女性が後退中の乗用車にはねられた。女性は頭などを強く打ち意識不明の重体。千葉北署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで車を運転していた同市稲毛区に住む自称教員の男(34)を現行犯逮捕した。 「車を止めるとき、歩行者とぶつかったことは間違いない」と容疑を認めているという。同署が女性の身元や詳しい事故原因を調べている。(本紙・千葉日報オンラインでは実名)