2022年 2月 の投稿一覧

出所したばかりの男逮捕 同じ手口で…窃盗など疑い

出所したばかりの男が、窃盗などの疑いで逮捕された。 無職の一色学容疑者(67)は2月11日、東京・池袋駅前にある書店の従業員用スペースに侵入して、かばんの中からおよそ1万円が入った財布を盗んだ疑いが持たれている。 会社やデパートの更衣室に侵入するなどの手口で盗みを繰り返し、1月に刑務所から出所したばかりだった。

死してなお 今はなき自動車メーカーが残した名車 39選 後編 消えない灯火

アヴァンティは、スチュードベーカーが天空のガラクタ置き場に消える前の最後のあがきだった。シボレー・コルベットに対抗して開発されたアヴァンティは、レイモンド・ローウィのデザインによるボディはグラスファイバー製で、ラークの改造シャシーに載せられている。その後、5人の企業家が交代で2006年まで製造した。 ■スチュードベーカーはどうなったのか? 1963年に米サウスベンド工場での生産は終了したが、1966年までカナダの工場で生産が続けられた。現在は、自動車部品会社のフェデラル・モーグルがその名を所有している。

盗撮摘発 最多75件 準備も規制、条例改正で 昨年県警

2021年に群馬県警が県迷惑行為防止条例違反容疑で摘発した盗撮の件数は前年比2.3倍の75件となり、過去5年間で最も多かったことが19日までに、県警子供・女性安全対策課のまとめで分かった。盗撮の準備行為などを新たに規制する改正条例が21年7月に施行されており、県民意識の向上によって情報提供が増えたことが、摘発数増の背景にあるとみられる。

川崎中1殺害事件から7年 女性グループ「風化させぬ」 地域ぐるみで子どもの居場所づくり ワークショップを企画

川崎市川崎区の多摩川河川敷で2015年2月、中学1年の上村遼太さん=当時(13)=が少年3人に殺害された事件を身近に感じ、再発防止に向けて地域ぐるみで子どもの居場所づくりなどを模索する団体がある。仕事や子育てに奮闘する市内の女性でつくる「カワジョ会」。事件発生から20日で7年を迎えるのを前に始動した。共同代表を務める井若さつきさん(41)は「事件を風化させず、子どもがより安心して暮らせる街の実現につなげたい」と意気込む。 「子どもたちと一緒になって理想の居場所を考えるべきだ」「地域で信頼できる大人と出会う機会も必要」 同会は18日、同区内で「私たちの街・川崎の子どもたちについて考える」と題したワークショップを開催し、子どもの育成支援などに取り組む市民や学生ら約10人と意見交換した。自身の不登校体験なども赤裸々に語られ、「地域の大人」として子どもたちとどう向き合うかを考えた。 区内で子どもの居場所づくりに取り組む同区地域教育会議議長の宮越隆夫さん(74)が講師を務めた講演では、自然体験や職業体験などの活動を紹介。地域住民が連携した取り組みについて学び、参加者から「今回参加した皆さんと一緒に活動したい」という声が上がった。 井若さんは「特効薬はないけど、一緒にやろうという参加者の思いを感じられたのは大きな収穫」と手応えを口にした。 同会は昨年7月に発足。区内を中心に自営業などで働く女性ら約10人が勉強会などを通じてさまざまな団体とネットワークを広げ、地域を盛り上げようと活動している。メンバー同士で語り合う中で、事件の風化を懸念する声が上がり、ワークショップを企画。参加者らとネットワークを築き、地域ぐるみで子どもを育む活動につなげるのが狙いだ。 上村さん殺害事件は、子どもの孤独や「SOS」への対処の遅れなどが指摘された。同会には現場近くに住み、子どもを育てるメンバーもいて、井若さんは「人ごとではない」と感じている。自身も2児の母で「若いエネルギーが有り余って、道を外れてしまうことがある。地域の大人が目を向け、ちゃんと発散できる環境や場所が必要」と話す。 ワークショップの参加者とともに事件現場を訪れ、黙とうをささげた井若さん。「『あんな事件あったね』で終わらせてはいけない。行動につなげないと」。子どもたちの笑顔を守るため、地域に突き付けられた課題と向き合う。 ◆川崎中1殺害事件 川崎市川崎区の多摩川河川敷で2015年2月20日、市立中学1年の上村遼太さん=当時(13)=の遺体が見つかり、県警は7日後に区内に住む17~18歳の少年3人を殺人容疑で逮捕。3人は家裁送致後に逆送され、横浜地検は殺人と傷害の罪で主犯を、傷害致死罪でほか2人を起訴した。17年1月までに、全員の不定期刑が確定した。

「母親が亡くなっている」と連絡を受けた友人が通報 自宅に遺体を放置した疑いで息子を逮捕 愛知・岡崎市

愛知県岡崎市に住む65歳の女性が、自宅で死亡しているのが見つかり、警察は同居する35歳の息子を死体遺棄の疑いで逮捕しました。 岡崎警察署によりますと19日、女性の息子から「母親が亡くなっている」と連絡を受けた友人男性が警察に届け出ました。 この為、警察官が女性の自宅に駆け付けて確認したところ、室内に敷かれた布団の中で、仰向けの状態で亡くなっている女性を発見しました。 女性に目立った外傷は見られないということで、警察は同居している35歳で無職の息子から事情を聴いていましたが、母親が亡くなっていることを知りながら、そのまま放置したことを認めたことから逮捕したものです。 警察は司法解剖を行って、女性の死因などについて詳しく調べることにしています。