2022年 2月 の投稿一覧

20代女性から現金奪い刃物で刺す・強盗殺人未遂などで起訴の男を監禁の疑いで再逮捕 長野・諏訪

諏訪市で先月、現金を奪ったことを隠すため女性を刃物で刺して殺害しようとしたなどとして起訴されている男がこの女性を監禁していた疑いで再逮捕されました。 逮捕・監禁の疑いで再逮捕されたのは、諏訪市中洲の無職西谷亮被告29歳です。 調べによりますと西谷被告は先月17日の夜から18日の夕方にかけ、諏訪市内のアパートや自分の車の中で20代の女性に刃物を突き付けるなどして監禁した疑いです。 警察によりますと2人は顔見知りではなく、西谷被告は容疑を認めているということです。 西谷被告は先月17日にこの女性に性的暴行をし現金およそ6万円を奪ったうえ、翌日、犯行を隠すために刃物で刺して殺害しようとしたなどとして今月8日に起訴されています。

元犯罪レポーターが描くシリアルキラーの姿 Netflixドキュメンタリー『ナイト・ストーカー』の生々しさの正体

歴史に名を残す殺人鬼がいる。殺した人数だったり、殺し方だったり、独特なスタイルだったりで、人々の心に強烈なインパクトを残す。そして恐れられ、時に神格化される。ナイト・ストーカーの愛称で知られるリチャード・ラミレスもそんなひとりだ。 家に押し入り、男性なら殺し、女性なら凌辱する。老若男女がターゲットにされていたため、彼の活動範囲に住む人は眠れぬ夜を過ごした。悪魔信仰で整った外見をしていたラミレスは、逮捕後にグルーピーと呼ばれるファンがついた。テッド・バンディのように、人を惹きつける殺人者のひとりだ。 Netflixには、そんな犯罪者をテーマにしたドキュメンタリーが数多く存在するが、今回取り上げる『ナイト・ストーカー:シリアルキラー捜査録』は、シリアルキラーの人間性や生い立ち、カリスマ性などに焦点を置かず、被害者や捜査に重きを置いて、遺族がグルーピーにどんな感情を抱いたのかにも触れている。ラミレスの遺族の心の傷や、地域住民の不安にカメラを向け、当時の恐怖を生々しく伝えようとしているのだ。 ■犯罪を見つめ続けた監督 メガホンを取ったのは、ティラー・ラッセル監督。現在公開中の『シルクロード.comー史上最大の闇サイトー』で、麻薬売買の温床となったダークウェブの創設者であるロス・ウィリアム・ウルブリヒトの激動の18カ月を描いた人物だ。 犯罪をテーマにしたドキュメンタリーやドラマ、映画で定評があるが、それは彼が元犯罪リポーターだった所以だ。また、父親がテキサス州の地区検察局で働いていたため、子どもの頃から裁判所や刑務所、警察署に出入りしていた。いわば、幼い頃から犯罪を見つめてきたエリートなのだ。 だが、映像の世界に足を踏み入れたのは、映像を通して犯罪を減らしたいからではない。目的は「アーティストとして物語を表現すること」と、筆者が過去にインタビューしたときに語っている。だが、主人公をヒーローのように描くことはせず、美化しないと心に決めていたそうだ。たしかに、ラミレスの犯罪を華美に描くことはしていない。 子どものころから麻薬が身近だったり、ベトナム戦争経験者の従兄弟からベトナム人女性を惨殺した話を聞いたり、その従兄弟が自分の妻を殺すのを目撃したりと、ラミレスの幼少期は決して平穏ではなく、同情すべき点がたくさんある。まともに育つことは不可能だとすら思える。しかし、彼が多くの人々を手にかけた事実は変わらず、その責任は負わなければならない。本作では、事実は事実として伝え、その上で被害者の苦しみを伝えている。 ■メディアと捜査 元犯罪レポーターだからこその視点だろうか。『ナイト・ストーカー:シリアルキラー捜査録』には、報道と捜査の関係も描かれている。報道する側は人々に正しい情報を伝える義務があるが、警察は捜査の邪魔になると情報をできるだけ隠そうとする。犯人につながる情報が両者の駆け引きに利用されることもある。情報を求め、時には捜査の妨害だって辞さない姿勢のメディアは、まるでハイエナのようにも感じられる。しかし、そんなメディアの存在が、警察の捜査のブースターのような役割になっているのだ。 ラミレスはいくつもの管轄にまたがって殺人を犯しており、ロサンゼルスとサンフランシスコで捜査が行われていた。ナイト・ストーカーがリチャード・ラミレスであると判明し、令状を出した時点で、ロサンゼルス側は逮捕してから公表すべきだと主張した。公表すれば、ラミレスは逃亡を図り、捜査が困難になると考えたのだ。一方のサンフランシスコ側は、公表しなければ新たな殺人が起こる可能性があるだけでなく、犯人がわかったにもかかわらず警察が黙っていた事実をメディアが嗅ぎつけるリスクがあると言って公表すべきだと主張した。 最終的にサンフランシスコ側の主張が通り、同時に大規模報道が行われた。翌日には、ラミレスの顔が大々的に新聞の表紙を飾ることとなる。そして、これがラミレスを追い詰め、最終的に市民によって捕らえられた。 ■ハイブリストフィリア(犯罪性愛)の存在 ラミレスを語る上で外せないのが、「ハイブリストフィリア(犯罪性愛)」という、グルーピーたちの存在だ。獄中の犯罪者に熱烈なラブレターを送ったり、獄中結婚したりする人がそれだ。彼・彼女らが犯罪者に魅了される理由は様々だが、犯罪行為を犯した人に性的魅力を感じるフェチと分類されている。 グルーピーがいたことで最も有名な犯罪者は、テッド・バンディだろう。彼は凶悪な犯罪を犯したにもかかわらず、その甘いルックスと裁判で自己弁護するほどの知性と話術により、数多くの女性を魅了した。 日本では、通称「附属池田小事件」の犯人である、宅間守が獄中で結婚している。彼との結婚を望んだのは、知られている限り2人。宅間の妻となった女性・A子さんは、子どものころにいじめられ、大人になってからも疎外されていると感じていたことから、同様に社会に馴染めず阻害されている犯罪者に共感して魅かれてしまうと明かしていたそうだ。また、博愛主義者で死刑執行に反対する立場でもあったため、彼を支える目的で死刑確定前に入籍している。映画『葛城事件』は「附属池田小事件」をモデルにしており、このA子さんに当たる女性も登場する。 ハイブリストフィリアは、そのフェチゆえに社会から批判的な目を向けられる傾向がある。しかし、遺族が彼/彼女たちをどう考えているのかは、なかなか表立っては伝わってこない。『ナイト・ストーカー:シリアルキラー捜査録』では、ラミレスの裁判中に遺族がグルーピーのひとりとソファで隣り合ってしまったときの心境が語られている。グルーピーの存在によって、遺族はラミレスが投獄されても、なお苦しめられる。事件は決して終わらない。 『ナイト・ストーカー:シリアルキラー捜査録』は、誰もが犯罪に巻き込まれる可能性があることを知らしめた。犯人のターゲットにならずとも、ある日突然遺族になることもあるし、自分が住んでいる街に犯罪者が逃げ込んでくることもある。抗えない性癖ゆえに、自らグルーピーとなって近づいてしまうこともあるかもしれない。そういった犯罪とのつながりや可能性を示唆している。そうして、視聴者に防犯意義や自分ごとと考える重要性を問いかけているのだ。こういった部分に監督の犯罪に対する捉え方が見え隠れする気がしてならない。

神奈川・大和市 自宅で当時7歳の息子殺害か 42歳の母親逮捕

2019年8月、神奈川・大和市の自宅で当時7歳の息子を窒息死させたとして、神奈川県警は殺人の疑いで42歳の母親を逮捕しました。 殺人の疑いで逮捕されたのは、自称・看護助手の上田綾乃容疑者(42)で、2019年8月、大和市の自宅で当時小学1年生で次男の雄大くん(当時7)の鼻や口をふさいで窒息させ、殺害した疑いがもたれています。 母親の上田容疑者が自ら119番通報し、雄大くんは病院に搬送されましたが死亡が確認されました。その後、搬送先の病院が警察に通報したことにより事件が発覚したということです。 調べに対し、上田容疑者は「何もしていないです」と容疑を否認しています。 (20日13:24)

小1の次男殺害容疑で母親逮捕 他3人の子も幼いころ死亡か 神奈川

2019年8月に当時小学1年の次男(当時7歳)を窒息死させたとして、神奈川県警は20日、同県大和市西鶴間3、看護助手、上田綾乃容疑者(42)を殺人の疑いで逮捕した。捜査関係者によると、次男は県内の児童相談所に保護されていたが、事件の数カ月前に自宅に戻ったという。上田容疑者には子どもが次男のほかに男女3人いたが、いずれも幼いころに死亡しているとみられる。県警は3人の死亡との関連も含め、動機などを追及する。 逮捕容疑は19年8月6日午前8時45分から午後3時ごろまでの間に、自宅で小学1年の次男、雄大さんの鼻や口を塞ぎ、殺害したとしている。雄大さんの死因は窒息死だった。上田容疑者は県警の調べに「何もしていない」と容疑を否認しているという。 捜査1課によると上田容疑者が119番通報した。捜査関係者によると、上田容疑者は「(雄大さんの)具合が悪くなった」と話したという。上田容疑者には子どもが4人おり、雄大さんが3人目。他の3人は乳幼児だった時に死亡しているとみられる。【池田直、洪玟香、宮島麻実】

7歳息子を窒息させ殺害 容疑で42歳母親逮捕 神奈川県警

当時7歳の小学1年生の息子を殺害したとして、神奈川県警捜査1課などは20日、殺人容疑で自称看護助手の上田綾乃容疑者(42)=同県大和市西鶴間=を逮捕した。 「何もしていません」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は2019年8月6日午前8時45分~午後3時ごろ、自宅で次男雄大君の鼻や口をふさいで窒息させ、殺害した疑い。 同課によると、上田容疑者が119番し、雄大君は病院に搬送されたが、死亡が確認された。病院から通報があり、県警が捜査を進めていた。