一星(佐野勇斗)と本木(生駒里奈)の高校時代の写真が拡散されたことで、SNS上では一星へのバッシングが巻き起こる。そして一星と連絡が取れず、一星の実家の定食屋に向かった光莉(原菜乃華)は、そこですみれ(須藤理彩)から封筒を渡される。その中に入っていたのは凌介(西島秀俊)のトランクルームの鍵。光莉から家出の資金調達のために貴重な本を売ってしまったことを告げられショックを受けた凌介は、瑞穂(芳根京子)に頼んで古本屋への配送履歴を調べる。すると、古本を送った人物は一星でも光莉でもなく、本木であることが判明するのだ。 2月27日に放送された『真犯人フラグ 真相編』(日本テレビ系)第18話。今回のエピソードを含めて残り3話とあって、順調に細かな伏線が回収されていく。「至上の時」に呼び出され、凌介や河村(田中哲司)たちから追及を受けた一星。ついに化けの皮が剥がれ、“真相”を語り出す。それは第15話で明らかにされた、光莉の失踪=一星と入念に計画した家出であったことを補足するものでもあり、前回のエピソードで逮捕された本木の口から語られた光莉を拉致監禁した理由をほとんど覆すものであったといってもいいだろう。 相良邸の建設予定地に埋められたローファー(第2話のラスト)や山奥のトンネルで発見された光莉の携帯電話(第3話)がいずれも本木の仕業であったこと。第1話で本木が駅で凌介に声をかけたのはトランクルームの鍵を盗むためであり、その時に一星自ら撮影した写真を本木が“ミシシッピアカミミガメ”のアカウントを使って広めたこと。凌介の近くでずっとサポートを続けていた一星が、世間の反応を楽しむためにやったという動機自体は随分と後味の悪いものであるが、これで光莉に関する件はほぼ明らかになったはずだ。そして第1話からミステリアスに映されてきた本木の不可解の行動も、林(深水元基)を追っていた点だけがいまひとつ不明ではあるが、その輪郭がかなりはっきり見えてきた。
2022年 2月 の投稿一覧
レネー・ゼルウィガー、実在の犯罪者を演じるクライムドラマで別人級に変身
イギリス英語を習得し、体重を増やして原作に限りなく近い主人公を演じきった『ブリジット・ジョーンズ』シリーズ、ジュディ・ガーランドを完璧に演じてアカデミー主演女優賞を獲得した『ジュディ 虹の彼方に』など、徹底的な役作りに定評があるレネー・ゼルウィガー。 最新作となるリミテッド・シリーズ「The Thing About Pam」(原題)では、実在の犯罪者パム・ハップを演じており、再び別人級の変身ぶりを見せている。先日公開された予告編で、特殊メイクとファットスーツによる外見上の変化に加え、パムの不気味さ、ふてぶてしさも体現していることが見て取れる。 「The Thing About Pam」は、2011年に起きたベッツィ・ファリア殺人事件について描いたドラマ。ベッツィは自宅で身体の複数か所を刺されて殺害された。その後、帰宅してベッツィの遺体を発見した夫のラスが犯人として逮捕される。ラスは一貫して無罪を主張していたが、有罪判決を受ける。ところが判決は覆され、ベッツィの親友であるパムが犯人として浮上。パムの残忍な計画が明らかに。 予告編を観たファンは、「レネー、この作品で今度はぜひエミー賞を!」「こんなことを言うのは変かもしれないけれど、パム・ハップは自分をレネーに演じてもらえて光栄だろう」「これは楽しみすぎる」と期待の声を寄せている。
Rain(ピ)-キム・テヒ夫妻、ストーカー被害に…数回に渡りインターホンを鳴らした40代女を現行犯逮捕
韓国歌手Rain(ピ)-女優キム・テヒ夫妻の自宅に数回訪れ、インターホンを鳴らした40代の女が逮捕された。 28日、韓国警察によると、ソウル・ヨンサン(龍山)警察署は前日午後7時頃、Rain-キム・テヒ夫妻が住むイテウォン(梨泰院)洞の自宅のインターホンを押した容疑で女A(47)を現行犯逮捕し、調査している。 Aは昨年から夫妻宅を訪れており、数回の関連通報があった。この日もRainが通報したことが伝えられた。 Aにはストーカー犯罪の処罰等に関する法律が適用された。
水道橋駅前の路上で男性刺す、男2人逮捕…待ち伏せし襲ったか
路上で人を刺して重傷を負わせたとして、警視庁神田署は27日、いずれも職業不詳の石田幸成(37)(東京都練馬区南田中)、安藤徹(34)(多摩市連光寺)両容疑者を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
ウクライナ侵攻直前、ロシアがテレビ放送で日本に仕掛けていた “情報戦”…対日攻撃はサイバー戦から始まる!
「外部からの邪魔を試みようとする者は誰であれ、歴史上で類を見ないほど大きな結果に直面するだろう」 ロシアが核兵器を使用することも辞さないとも取れるプーチン大統領のこの発言が世界中を震撼させているが、日本にとって脅威となるのは核だけではない。 作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏は、ロシアによる日本への “情報戦” がすでにおこなわれていると語る。 「2月10日に『日本のスパイが北方領土で暗躍している』という内容のドキュメンタリー番組が、ロシア国内で放送されました。 番組では、2019年に共同通信の記者が逮捕された瞬間や、尋問されている様子が報じられました。 また、日本大使館員がロシアの反体制派と会っている場面の隠し撮りや、日本の公安調査庁がスパイ活動をおこなっているという告発もありました」 佐藤氏は、番組が発しているメッセージをこう分析する。 「この番組は、2月7日にアメリカのエマニュエル駐日大使が『アメリカは1950年代から北方領土の日本の主権を認めている』と発言したことに対する “返答” でしょう。 アメリカの反ロシア活動に日本が加担するのなら、ロシアが持っている秘密情報で日本がやっていることを全部バラしてやるぞというシグナルです」 さらに、国際ジャーナリストの山田敏弘氏は、ロシアの対日工作として脅威となるのは、「サイバー攻撃」だという。 「いまウクライナでまさにおこなわれている、『DDoS攻撃』というものがあります。これは、サーバーにデータをたくさん送りつけてパソコンの動きを鈍らせる方法です。 ほかにも、『ワイパー』と呼ばれるウイルスを送り込んで、パソコンのデータやシステム自体を消してしまう方法もあります。ウクライナは過去にロシアから何度も攻撃されていますが、実際に電力が停まるなど甚大な被害が出ています」 山田氏は、その脅威がすでに日本に潜んでいる可能性を指摘する。 「日本のインフラ施設、金融機関などに、すでに攻撃の “種” を撒いている可能性があります。そうした機関にあらかじめウイルスを埋め込んでいて、いつでも発動できるような状態にしている恐れがあります」 さらに今回のウクライナ侵攻は、ロシアの保有するガスや石油の高騰による影響が日本経済にも及んでいるが、意外なところにも飛び火しているという。 「今回のロシア軍の侵攻で、チェルノブイリ原発が占拠された影響で、福島原発の復興作業の遅れが懸念されます」 そう語るのは、国際報道のルポを多く手がける世良光弘氏だ。 「2011年の福島原発事故以降、福島原発とチェルノブイリは、密接な関係を保ってきました。すでに東日本大震災から10年以上たちますが、これから数十年かかるといわれる1号機、2号機の燃料棒の取り出し作業はまだ初期段階です。 次のステップに進むためには、まだまだチェルノブイリが持っているデータが必要なのです。今回の占拠を受けて、福島原発の廃炉に向けたスケジュールが、大幅に遅れる可能性があります」(世良氏)