2022年 2月 の投稿一覧

大和次男殺害容疑 後頭部に皮下出血の痕 死亡直前に強い力?

大和市の自宅で2019年、小学1年の次男を殺害したとして殺人の疑いで母親が逮捕された事件で、次男の後頭部に皮下出血の痕があったことが21日、捜査関係者への取材で分かった。次男の死因は窒息死だったが、死亡直前に頭部に何らかの強い力が加えられた可能性があるという。 神奈川県警は、そうした所見を基に、次男があおむけの状態で鼻と口を強く押さえ付けられた結果、窒息死に至った疑いがあると判断。事件当時、在宅していたのは次男と母親の2人だけで、他に関与できる人物がいないとして母親の逮捕に踏み切ったとみられる。

詐欺の受け子断られ…「殺したるでな」17歳少年への恐喝未遂容疑で20歳男逮捕 “キャンセル”迫ったか

特殊詐欺のいわゆる“受け子”としての犯行を断った少年に対し、「殺したる」などと言って現金を脅し取ろうとしたとして、20歳の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、名古屋市港区の無職・宮本歩夢容疑者(20)です。 警察によりますと、宮本容疑者は去年7月、港区の少年(17)に対し「150万円つめんかったら殺したるでな」などと電話で脅し、現金を奪おうとした恐喝未遂の疑いが持たれています。 少年は知人の紹介で宮本容疑者と知り合い、特殊詐欺グループの受け子をするよう誘われましたが、それを断ったところ、キャンセル料として現金の支払いを迫られたということです。 調べに対し、宮本容疑者は黙秘しています。 警察は、宮本容疑者が特殊詐欺グループの勧誘役=リクルーターとみて、組織の実態や余罪について詳しく調べています。

大和次男殺害容疑 保護中に「お母さんに投げ飛ばされた」 家裁が施設入所を却下

小学1年の次男を窒息死させたとして母親が逮捕された事件を受け、県福祉子どもみらい局と県大和綾瀬地域児童相談所が21日、神奈川県庁で会見した。同児相は2度目の一時保護の後、次男を家庭に戻さずに施設入所の手続きを取ったが、横浜家裁が認めなかったため保護が解除されたと明かし、所長は「家裁の判断は残念だった」と吐露した。 同児相によると、長男と長女に続き三男が死亡したことから、2017年4月に同児相は2度目の一時保護に踏み切り、「施設入所措置が適当」との方針を決定した。しかし、母親の同意が得られなかったため、18年2月に施設への入所を求める申し立てを横浜家裁に行ったという。 一時保護中に、次男が「お母さんに投げ飛ばされて口から血が出た」「お母さんが怒ると、とても怖い時がある」などと話したこともあり、同児相は身体的虐待があったと判断。これまでの経緯と併せて家裁に申告したが、同年10月に家裁は申し立てを「不適当」と判断し、却下処分とした。 横浜家裁は取材に対し事実関係を認めた上で、却下した理由については「非公開の手続きであり、個別案件の回答は差し控えさせていただく」としている。 一方、児相は「(ほかの3人が)保護者の責任で死亡した根拠が全くなかったため、在宅で支援を続ければいいという家裁の判断だと認識している」とした。 また、母親はそれまで同児相や市の訪問に応じていたものの、次男の2度目の一時保護の際に自宅で抵抗し、職員らに対し「(児相に)犯罪を犯しても構わない」という趣旨の話をしていたことも明らかにした。そのため、その後の面接では警察職員が同席していたという。 同児相の高須正幸所長は「きょうだいが亡くなっていることを考慮し、家庭以外での養育ができないか検討を進めてきた。(逮捕は)大変残念であり、重く受け止めている」と話した。 今後、県は有識者らによる第三者検証委員会を立ち上げ、同児相のこれまでの対応が適正だったか審議する方針。

中2少年「遊ぶ金欲しかった」 受け子か、80万円詐取疑い

14歳の男子中学生が夏休みに特殊詐欺の受け子をしていたとして、警視庁に逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕された横浜市に住む中学2年の少年(14)は夏休み中の2021年8月、仲間と共謀して東京・立川市に住む80代の女性に息子を装ってうその電話をかけました。そして、電話で「会社の送金カードをなくしたからお金を貸してほしい」などとうそを言い、現金80万円をだまし取った疑いが持たれています。警視庁によりますと少年は上司の息子を装い、女性から現金を受け取ったということです。 調べに対し少年は「俺がやったことに間違いない。遊ぶ金欲しさにやった」と容疑を認めています。警視庁は少年から話を聴き、事件に関与したいきさつなどを詳しく調べています。

新年会中、女性の顔や腹殴り、階段から投げ飛ばす 女逮捕「殴りあっただけ」

神奈川県警逗子署は21日、殺人未遂の疑いで、東京都大田区の女(40)を逮捕した。 逮捕容疑は1月2日午後8時ごろ、逗子市内の知人方で、都内に住む女性会社員(42)の顔や腹を殴った上、階段から投げ飛ばし、殺害しようとした、としている。「お互い殴り合っただけ。けんかだった」などと容疑を否認している。 署によると、同容疑者は当時、酒に酔った状態だった。同容疑者と女性は面識はなかったが、共通の知人との新年会中だったという。