2019年、4歳の女児に何らかの暴行を加えて風呂場で溺死させた疑いで、母親の当時の交際相手の男が逮捕された。 鹿児島・出水市の日渡駿容疑者(24)は2019年8月、当時の交際相手の女性の長女・大塚璃愛來ちゃん(当時4)の頭に何らかの暴行を加えて、くも膜下出血を負わせるなどして、自宅の風呂場で溺死させた疑いが持たれている。 警察は、この事件前日に、璃愛來ちゃんに暴行を加えた疑いで、日渡容疑者を逮捕・送検したが、鹿児島地検は処分保留で釈放した。 警察は、今回の逮捕の理由について、くも膜下出血と溺死の関係が明らかになったためとしていて、認否は明らかにしていない。
2022年 2月 の投稿一覧
反ユダヤ放火事件、死亡した犯人の兄を逮捕 米
スウェーデンのアメリカ連邦当局は、アメリカ大使館の元警備業者、アレクサンダー・ジャンナカキス被告をストックホルム市内で逮捕した。現地時間16日に公開された起訴状によると、男は弟が犯したとみられる犯罪を隠蔽したとして起訴された。弟はボストン界隈で発生した反ユダヤ放火事件の捜査で第1容疑者に挙がっていた。 マサチューセッツ地区連邦検事局の報道声明によると、マサチューセッツ州クインシー出身のジャンナカキス被告は昨年9月にボストンの大陪審から起訴されていた。現在は強制送還の手続きが行われている。 2019年5月、ボストン界隈のハバッドセンターとユダヤ系企業で、2週間に4件の火事が立て続けに発生した。火事は建物の外装に軽度の損傷を起こしただけで消し止められたが、この事件で「ボストン市内および付近のユダヤ人コミュニティは心的外傷を受けた」と起訴状には書かれている。発火促進剤があったことから捜査官は放火と推測し、ヘイトクライムおよび国内テロ行為の容疑で捜査を進めていた。 2019年11月、ジャンナカキス被告の弟(起訴状には実名の記載なし)が昏睡状態で入院し、同じ月に死亡した。起訴状によれば、2020年年明けの時点でこの弟が事件で唯一の第1容疑者だった。同じころ、弟の指紋の照合結果が届き、放火現場のひとつから逃走する際に犯人が落としたアセトンの缶から採取された指紋と一致した。さらに2020年1月、FBIが弟の母親に事情聴取したところ、母親は「容疑者が反ユダヤ的な思想を抱いていたことを認めた」という。 起訴状によれば、ジャンナカキス被告はその当時スウェーデンにいたが、2020年初めに弟の事件に対処すべくアメリカに帰国した。同被告は実家の弟の寝室から携帯電話、ノートパソコン、その他電子機器に加え、スケッチ、メモ、手紙類をスウェーデンに持ち去ったと当局は見ている。 ジャンナカキス被告は2020年3月にも数点を持ち去ったと当局は主張。この時、連邦捜査官は同被告を尋問しようと実家を家宅捜索した。起訴状によれば、家宅捜索で弟の寝室から反ユダヤ的なメモが見つかったという。メモには「ユダヤ人のいない世界、それはクズのいない世界。我々が目指すべき世界だ」「殺さなくては、ユダヤ人を全員殺さなくては。とにかくそれが重要だ」といった文言が書かれていた。
ポケモントレカ偽造か ゲームソフト販売店経営者を逮捕
逮捕されたのは三重県四日市市のゲームソフト販売店「アライブ四日市ときわ店」の経営者、原田幸範容疑者(48)です。 警察によりますと原田容疑者は、偽造されたポケモンのトレーディングカード1枚を約2200円で販売したほか、無断でコピーされた「ロックマン」などのゲームソフト3個を、販売する目的で所持していたとして、商標法違反と著作権法違反の疑いがもたれています。 調べに対し原田容疑者は「偽物かもしれないと思いながら店の売り上げを上げるために販売した」などと、容疑を認めているという事です。 警察は、トレーディングカードやゲームソフト合わせて約150点を押収しており、他に偽造された商品がないか調べています。
社説[前宮古島市長に有罪]市民裏切る行為を断罪
宮古島市上野野原に整備された陸上自衛隊駐屯地の用地取得を巡り、収賄罪に問われた前宮古島市長の下地敏彦被告に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。 那覇地裁は、陸自配備計画という住民を二分するような地域の重要な政策課題について、議会で受け入れを表明したことを市長の職務と認定。その上で「市政の公正さや廉潔性に対する市民の期待や信頼を大きく裏切る行為」と断じた。 行政トップの不正は論外であり、その責任が厳しく問われるのは当然である。 下地被告側は「政治資金として渡された」と賄賂であることを否定し、「陸自配備の候補地決定の権限は市長になく、受け入れ表明は職務権限に含まれない」などと無罪を主張したが、退けられた。 判決によると、下地被告は2018年5月24日、受け入れ表明によって、駐屯地となった千代田カントリークラブ(CC)の所有地を国に売却できた謝礼と知りながら、千代田CC元代表から都内で現金600万円を受け取った。 下地被告の受け入れ表明は16年6月。17年8月には千代田CCが国側と土地売却で合意している。候補地は当初、千代田CCを含めて2カ所だったが、下地被告は、受け入れ表明の1年以上前に、防衛省に3回にわたり、千代田CCの取得を働き掛けていた。 国への売却額は約18億円に上る。原資は税金である。適正な価格だったのか、行政の公平性がゆがめられることはなかったのか。まだ、解明されていない部分は多い。 ■ ■ 判決で重視すべきは、国防政策について地方公共団体の長が、その是非を表明する職務権限を認めたことにある。 陸自配備計画は、国防の在り方に直結するだけでなく、装備や非常時の住民保護などといった両面で「住民の安全、地域の環境に多大な影響を与える」と指摘。市議会での受け入れ表明は、政策課題に道筋をつけ、市政を導こうとする「政治家である市長にしかなし得ない」と判示した。 駐屯地の選定過程には、いまだ不透明さが残っている。 住民を二分するような政策課題だからこそ、丁寧な説明と合意形成へ向けた作業を積み重ねなければならない。 国と市は、住民の不安に向き合い、配備の経緯を含めて検証し、非常時の安全確保などについても、十分な説明を尽くすべきだ。 ■ ■ 海底送水管工事の指名競争入札で、事前に最低制限価格を漏えいしたとして、先週、竹富町長が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたばかりだ。1972年の復帰以降、県内で現職首長の逮捕は6人目となった。 逮捕時は現職ではなかったが、下地被告は3期12年市長を務め、選挙で敗れて4カ月後の逮捕だった。 官民の癒着とも言える不正はなぜ繰り返されるのか。 事件の再発防止を図るため行政手続きの一層の透明化や、議会のチェック機能の強化が求められる。
自転車に乗っていた23歳女性 右折しようとしたダンプカーにはねられ死亡 51歳運転手「気付かずはねた」
22日、愛知県弥富市で自転車に乗っていたベトナム国籍の23歳の女性がダンプカーにはねられ死亡しました。 22日午後1時半すぎ、弥富市馬ケ地の路上で、自転車に乗っていたベトナム国籍の技能実習生・ファム・ティ・トゥイ・チャンさん(23)が右折しようとしたダンプカーにはねられました。 ファムさんは病院に運ばれましたが、頭の骨を折るなどし間もなく死亡が確認されました。 警察は、ダンプカーを運転していた愛西市の会社員・堀田賢一容疑者(51)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。 堀田容疑者は会社に戻る途中で、調べに対し「自転車に気付かず女性をはねてしまった」と容疑を認めているということです。 警察は容疑を過失運転致死に切り替え捜査する方針です。