千葉県松戸市内にある介護施設で、女性の入所者に暴行してけがをさせたとして、32歳の職員の男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、市川市に住む介護職員・大野祥平容疑者(32)です。 県警などによりますと、大野容疑者は2021年11月30日頃、松戸市の介護付き有料老人ホームで、女性入所者(91)の体をつかんで揺さぶる暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。 女性は、頚椎を損傷する重傷を負いました。 調べに対し大野容疑者は、容疑を一部否認しているということです。 松戸警察署に1月、匿名で情報提供が寄せられていました。
2022年 2月 の投稿一覧
駐車場の鉄柵に衝突…酒酔い運転の疑いで千葉県木更津市議の男逮捕
酒酔い運転の疑いで逮捕されたのは、自称・自動車販売整備業で木更津市議会議員の平野卓義容疑者(63)です。 警察によりますと、平野容疑者は2月23日午後0時20分ごろ、木更津市中央の市道で酒に酔った状態で乗用車を運転した疑いが持たれています。 当時、現場近くで「乗用車が駐車場に突っ込んでいる」と110番通報があり、警察が駆け付けたところ、駐車場の鉄柵に平野容疑者が運転する車が前方から衝突していたということです。 容疑者の呼気から酒のにおいがしたため警察が検査したところ、基準値を超えるアルコールが検出され、現行犯逮捕しました。 平野容疑者は調べに対し、「間違いない」と容疑を認めているということです。 木更津市議会のホームページによりますと、平野容疑者はこれまで当選4回の木更津市議会議員です。 警察は飲酒の量や飲酒をした場所など詳しく調べています。
岩手県 奥州警察署に勾留中の女性にわいせつ行為 警察官逮捕
岩手県奥州警察署に勾留中の女性に対し、わいせつな行為をした疑いで、看守の男性警察官が逮捕された。逮捕されたのは、奥州警察署警務課に勤務する警察官・阿部武蔵容疑者、35歳。阿部容疑者は、留置場に勾留中の人を監視する係で、去年12月、勾留中の20代女性に対し留置施設の中でわいせつな行為をした疑い。阿部容疑者は「やっていない」と容疑を否認している。警察によると、監視中は女性と2人だけになる機会があり、女性からは、複数回被害にあったとの申し出もあることから、当時の勤務状況も含めて詳しく調べている。
知的障害ある入所者に「左足で蹴った。いろいろあり過ぎて…」支援施設職員の男逮捕 兵庫・たつの署
兵庫県たつの市の障がい者支援施設で、知的障害のある入所者の男性(27)の顔面を蹴ったとして、兵庫県警・たつの署は24日までに、暴行容疑で施設職員の男(39・姫路市)を逮捕、送検した。 男は2月20日午前2時半ごろ、施設の男性の部屋で顔を蹴った疑いが持たれている。たつの署によると「左足で1回蹴った。いろいろあり過ぎて暴行してしまった」と容疑を認めているという。男性は鼻の骨を折っており、暴行との関連を調べる。 施設によると、男はこの日宿直中で、起床した男性の対応をしていた際に発生したという。男性のけがについて男は当初、「トイレで転んだ」と別の職員に説明していたが、不審に思った施設側がたつの署に届け出て、署員が防犯カメラ映像で暴行の様子を確認し、男の逮捕状を取った。男は以前にも男性ともみ合った際、顔にけがをさせたことがあったという。 この施設には約50人が入所している。男は生活支援員として約5年勤務していた。 施設は23日付で男を懲戒解雇処分とし、運営法人は「暴力は施設利用者の権利擁護を踏みにじる行為。今後このようなことを絶対起こさないように最善を尽くす」とコメントした。
わら人形に牛の皮剥ぎ…韓国大統領選、スキャンダル報道連発の末に「呪い合戦」始まる
3月9日に投票がおこなわれる韓国大統領選挙。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の後継を決める今回の選挙には14名が名乗りをあげたが、事実上、与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)氏と、野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏の一騎打ちとなっている。 「コロナ対策をはじめ、経済格差や対北朝鮮政策などをテーマに論争が起きていますが、主要2候補の支持率は僅差です。韓国社会世論研究所が2月21日に発表した最新の支持率は、李候補が43.7%で、尹候補が42.2%。これまでも2人の支持率は逆転を繰り返し、投票日までどう転ぶかわかりません」(国際ジャーナリスト) 一方で、近年稀に見る “スキャンダル合戦” の様相も呈しており、「史上最も好感されない選挙」と懸念を示している韓国メディアもある。前出の国際ジャーナリストが、こう語る。 「野党・尹候補の妻である金建希(キム・ゴンヒ)氏には、株価操作の疑惑が取り沙汰されています。昨年11月、韓国の輸入自動車大手『ドイツ・モーターズ』の会長が、62億円もの株式の違法売買で逮捕されました。実業家で、巨額の取引相手だった金氏は、株価操作の資金を提供した疑いがもたれています。 また、金氏は2007年、私立大学の兼任教授に就任した際、職歴や受賞歴を詐称していたことが明らかになっており、謝罪会見を開いています。 尹氏は前検事総長で、文政権と対立したことから保守層を中心に支持を集めましたが、妻の疑惑で失速した形です」 与党の李候補には、さらに多くの疑惑がある。 「李候補はもともと城南市長を務めていましたが、市長時代の2014年から始まった都市開発をめぐって強い批判を浴びています。官民合同事業に参加した企業が巨額の利益を得たとされますが、開発に携わった民間業者が公開した音声ファイルに『李在明ゲート』という表現があったことから、李候補が不正に関与したのではないかと追及されているのです。 このほか、有名女優と14年間不倫関係にあったこと、職権を乱用して兄を病院に強制入院させたことなどが批判の対象になっています。 李候補は、2018年、京畿道知事になりますが、妻・金恵景(キム・ヘギョン)氏は、道が発行した公的なクレジットカードを使って私的な食事代を出したり、部下の公務員を私的な雑用に使ったとの疑惑があり、公式に謝罪しています。 さらに、息子が常習的に違法賭博をしていたとして、李候補はこちらも謝罪。息子には売春疑惑も報じられていますが、売春に関しては選挙対策委員会が事実でないと否定しています」(同) 一連のスキャンダル合戦にともない、ついには “呪い” まで登場する事態となった。 李候補の選対委員長を名乗る人物が、2月12日、「罰を受けるべき人間に五殺を。八つ裂きにしなければ」とFacebookに投稿。「五殺」とは、かつておこなわれた、罪人を処刑したのちに五体をバラバラにする処刑法だ。 同じ人物が、その翌日、鋭利な道具で滅多打ちにした “わら人形” の写真を投稿。顔の部分には尹候補の名前が書かれており、ライバル候補に呪いをかけたとして話題になった(現在は削除済み)。 一方の尹候補も、祈祷師との交流が囁かれている。2018年、ある祈祷師が主催する宗教的儀式で「皮を剥がした牛」を生け贄に祈祷したことが明らかになっている。その祈祷師はいまも党内で一定の影響力を持っているとされ、非難が集まっている。 混沌を極める選挙戦だが、気になるのは、両候補者の対日政策だ。前出の国際ジャーナリストが話を続ける。 「韓国の政治家は、反日のスタンスをとることで、手っ取り早く国民の人気を得ることができます。現在の文政権は、ついに最後まで反日的態度を改めることはありませんでした。 尹候補は文大統領の対日政策を強く非難し、『歴史問題や経済、安全保障面などを網羅した包括的な解決策を模索する』と発言しており、対日姿勢はあまり明確にはしていません。ただ、反日の英雄・尹奉吉の記念館で会見するなど、親日派とは言えないでしょう。 一方で、李候補は、2015年に結ばれた日韓の慰安婦合意の修正を掲げるなど、すでに反日的なスタンスが目立っています。支持率が低下したこともあり、2月16日には、福島原発の汚染水の海洋放出問題に対し、強硬姿勢を見せました」 3月9日に明らかになる次期大統領。はたして、李在明と尹錫悦の、どちらの “呪い” が威力を発揮するのか。