2022年 2月 の投稿一覧

田中聖容疑者、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕…17年には大麻所持疑いで現行犯逮捕、不起訴

愛知県警は24日、名古屋市中区のビジネスホテルで覚醒剤を所持したとして、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで、人気グループ「KAT―TUN」の元メンバーで音楽家の田中聖(こうき)容疑者(36)を逮捕した。「分からない」と容疑を否認している。田中容疑者は17年にも大麻所持の疑いで現行犯逮捕されているが、その際は不起訴処分となっていた。近年はYouTubeなどにも活動の幅を広げていたが、再び薬物関連での逮捕劇となった。 県警によると、田中容疑者の逮捕容疑は1月30日午後5時50分ごろ、名古屋市中区のビジネスホテルで覚醒剤約0・164グラムを所持した疑い。田中容疑者は同日、ライブ活動のため名古屋市を訪れ、ホテルに滞在。チェックアウト後、部屋にあった覚醒剤を従業員が発見した。県警の調べに対し、田中容疑者は「分からない」と容疑を否認している。 田中容疑者はこの日も名古屋市内でライブを行う予定で、同市を訪れていた。会場のライブハウスの公式ツイッターでは「体調不良により急きょ出演キャンセル」と告知された。 田中容疑者はKAT―TUNのメンバーとして06年にデビュー。得意のラップを武器に人気を集めていたが、当時所属していたジャニーズ事務所から13年に「度重なる事務所のルール(への)違反行為があった」として、事実上の解雇にあたる契約解除処分を受け、グループも脱退した。 脱退後も音楽活動を続けていたが、17年5月に渋谷の路上に止めた乗用車内で乾燥大麻を所持していたとして、大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕。尿検査でも大麻の成分が検出されたものの、同法には使用の罰則はなく、所持についても「自分のものではない」と否認。処分保留で釈放され、同6月に証拠不十分で不起訴処分となった。その際には「今後は自らの行動に自覚を持ち、社会人としての責任を持って行動して行くよう反省いたします」とブログで謝罪していた。 大麻騒動後は音楽活動を再開し全国ツアーなども開催。20年1月にはYouTubeで「田中家ch」を開設した。家族とのプライベートのやりとりやダンス動画などを配信し16・4万人の登録者数を集めていた。昨年11月には「ABEMA」の企画「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」の挑戦者として発表されていたが、対戦当日に肋骨のけがのため欠場していた。 地元の千葉・柏でのライブ活動や、YouTube投稿をコンスタントに行っていたさなかの突然の逮捕。県警は覚醒剤の入手ルートなどについて詳しく調べを進める。 ◆田中 聖(たなか・こうき)1985年11月5日、千葉県出身。36歳。98年にジャニーズ事務所に入り、2001年に「KAT―TUN」結成。06年にシングル「Real Face」でメジャーデビュー。07年、TBS系「特急田中3号」で連続ドラマ初主演。13年にグループを脱退し退所。14年にバンド「INKT(インク)」を結成も17年に解散。以降はソロで活動している。 ■違法賭博巡りユーチューブ反論トラブル…2月中旬「とばっちり迷惑」 田中容疑者は今月中旬、違法賭博の参加者だと憶測された記事について猛反論するトラブルがあった。 あるユーチューバーが生配信したタレントの違法賭博疑惑を追及する番組をきっかけに、SNSやネットニュース上で田中容疑者が関連していると推測されるような記事が相次いだことを受け、田中容疑者も自身のYouTubeで反論動画を投稿。「(賭博疑惑の当事者と)プライベートでお会いしたことは一度もない。とばっちりで大迷惑。こういうときだけおもちゃにされる筋合いはない」と完全否定。「たばこは吸わない、お酒飲まない、ギャンブルもやらない。過去に事故を起こした優良事故物件だってことを覚えていてほしい」と潔白を訴えていた。

若狭勝弁護士の見解 田中聖容疑者は「否認を続けても、当局は証拠を固め、起訴まで行く可能性は高い」

愛知県警は24日、名古屋市中区のビジネスホテルで覚醒剤を所持したとして、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで、人気グループ「KAT―TUN」の元メンバーで音楽家の田中聖(こうき)容疑者(36)を逮捕した。「分からない」と容疑を否認している。田中容疑者は17年にも大麻所持の疑いで現行犯逮捕されているが、その際は不起訴処分となっていた。近年はYouTubeなどにも活動の幅を広げていたが、再び薬物関連での逮捕劇となった。 * * * 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士「今後、捜査当局は自宅など関係先の捜索を行い、ホテル以外でも覚醒剤を持っていなかったか、調べるだろう。所持量が増えれば、裁判になった場合、量刑にも影響する。尿検査などで使用についても調べ、どのような形で覚醒剤を入手したのかも捜査するはずだ。通常逮捕となったが、ホテルに覚醒剤が残され、直前に宿泊していたのが田中容疑者、というだけでは逮捕はできない。県警はホテルの防犯カメラや指紋を調べ、逮捕状が出たのだろう。例えば、財布に身分証と覚醒剤が入った状態で見つかったとすれば、強い証拠になる。過去、大麻取締法違反で逮捕され、不起訴となっている点は、違法薬物との親和性があると判断され、不利に働くだろう。否認を続けても、当局は証拠を固め、起訴まで行く可能性は高いのではないか」

逮捕時所持金は十数円…郵便局で約9万円奪った疑いで逮捕の男 約55km先から自ら110番 男の足取りは

名古屋市南区の郵便局で22日、ガソリンのようなものが撒かれ現金が奪われた強盗事件で、現場から逃走していた男が24日、逮捕されました。 逮捕されたのは名古屋市緑区の無職・藤光孝志容疑者で22日午前10時27分ごろ、南区の「名古屋元桜田郵便局」に押し入り、現金を奪ってオートバイで逃走しました。 この約15分前には緑区のコンビニエンスストアで、藤光容疑者とよく似た人物が刃物と液体の入ったペットボトルを持って店員を脅しましたが、何も奪わずに逃走していました。

元KAT―TUNの田中聖容疑者 覚醒剤所持で逮捕 過去には大麻所持 ユーチューバーで活動中だったが…

名古屋市のビジネスホテルで覚醒剤を所持したとして、KAT―TUNの元メンバーでミュージシャンの田中聖容疑者(36)=千葉県柏市=が24日、覚醒剤取締法違反(所持)容疑で愛知県警に逮捕された。「分からない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は1月30日午後5時50分ごろ、名古屋市中区のビジネスホテルで覚醒剤約0・164グラムを所持した疑い。 田中容疑者は1月29、30日に同市内で行われた音楽イベントに出演するため、ホテルに滞在。同31日のチェックアウト後、部屋にあった覚醒剤を従業員が発見し、ホテル側が「違法薬物とみられるものがある」と警察に通報した。 捜査関係者によると、県警は田中容疑者が覚醒剤を置き忘れた可能性があるとみて、防犯カメラの解析や鑑識作業で裏付け捜査を進めた。この日、田中容疑者は同市内で音楽イベントに出演を予定しており、市内の別のホテルから出てきたところを署員が任意同行を求めた。県警は携帯電話とパソコンを1台ずつ押収し、入手ルートなどを調べている。 大麻所持に続く2度目の逮捕となった。田中容疑者は17年5月、運転していた車の中に大麻を所持していたとして、東京都渋谷区の路上で現行犯逮捕された。しかし、大麻が本人のものという確証が得られなかったとして、東京地検が証拠不十分で不起訴とした。 田中容疑者は13年、所属事務所に「度重なる事務所のルールへの違反行為があった」として解雇されて以降、バンドやソロで音楽活動を続け、現在はユーチューバーとしても活動中。20日公開の動画では「タバコ吸わない、お酒飲まない、ギャンブルやらないっていう優良物件」と自己PRしたばかりだった。 昨年11月には格闘家の朝倉未来(29)にストリートファイトで戦い、倒せば賞金1000万円を獲得するというABEMAの企画に参戦を表明も、当日になって欠場し話題となっていた。 ≪田中容疑者のこれまで≫▼2001年 KAT―TUN結成 ▼06年3月22日 「Real Face」でCDデビューし、ミリオンセラー ▼13年9月 「度重なるルール違反」を理由にジャニーズ事務所から解雇 ▼17年5月 大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕 ▼同年6月 不起訴処分に ▼22年2月24日 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕

田中聖容疑者の光と影 丸山ゴンザレス氏と知人証言で浮かび上がる「孤独」

ジャニーズの人気グループ「KAT―TUN」の元メンバー・田中聖容疑者(36)が24日、名古屋市内の宿泊施設で覚醒剤を所持したとして、覚醒剤取締法違反の疑いで愛知県警に逮捕された。同容疑者は2017年に大麻取締法違反で逮捕されたため(後に不起訴)、違法薬物での逮捕は今回で2度目。関係者の証言から浮かび上がるのは、〝監視役〟がいない中での〝一匹狼〟の姿だった――。 逮捕容疑は1月30日午後5時52分ごろ、名古屋市中区の宿泊施設内で覚醒剤約0・164グラムを所持した疑い。24日に中区内の路上で逮捕された。田中容疑者は「分からない」と容疑を否認しているという。 この日出演する予定だった愛知県のライブハウス「CLUB UPSET」の公式ツイッターは同日、「本日(2/24)出演予定の『KOKI TANAKA』ですが、体調不良により急遽出演キャンセルになってしまいました」と報告。「楽しみにして頂いてたお客様には、直前でのお知らせ申し訳ございません」としている。 田中容疑者は「度重なるルール違反行為があった」として、2013年9月にジャニーズ事務所から専属契約を解除された。その後、ヒップホップ系の音楽活動をしていた。ただ単独ライブは少なく、ほとんどがインディーズ系アーティストたちとの合同ライブ。容疑のかかった先月30日も、名古屋でそんな2DAYライブの2日目に出演していた。 田中容疑者といえば、17年5月に東京・渋谷区の路上で大麻取締法違反で逮捕されている(日に不起訴)。だが、かねて違法薬物の噂は絶えず、捜査当局から内偵捜査を受けているという情報もあった。 交流あるライブハウス関係者が、バックステージでの田中容疑者について声を潜める。 「僕の前ではなかったけど、田中君は共演者たちの前で警戒もなく『チャリ』とか『自転車』(コカインのこと)、『ピュア』(純正MDMAのこと)とか、専門用語みたいなのを言っていた。大麻のことは『ベジ』、また『パキコオリ』(覚醒剤のこと)とかサラッとしていたって」 田中容疑者は、ジャニーズ事務所を退所後、小規模事務所などで活動し、近年はフリーだった。そこから浮かび上がるのは孤独な姿だ。今月会ったという知人の話。 「ジャニーズ退所後は業界歴の長いスタッフたちからサポートされましたが、徐々に離れていき、今はSNS運営のスタッフくらいしかいません。仕事を獲得する営業もスケジュールの調整も全部1人でやっていました。孤独を深め、苦労していたみたい。薬物に近づいてしまったのも、目を光らせる〝監視役〟がいなかったことが一因でしょう」 田中容疑者は今月上旬、都内で行われた作家の丸山ゴンザレス氏のユーチューブチャンネル「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」の収録に参加していた。丸山ゴンザレス氏は、ダウンタウンの松本人志らが出演していたTBS系「クレイジージャーニー」の常連で知られる。「裏社会――」は登録者数70万人の人気チャンネルだ。 丸山ゴンザレス氏は取材に「収録では元ジャニーズの生き方をテーマにして話していただきました」と説明。薬物使用者が見せる挙動不審な行動は「全くなかったです。きちんと誠実に受け答えしていました」。 むしろ「好青年」と感じたそう。「ジャニーズを辞めた後、ご自身ですべて頑張ってやっている印象でした。出演に至るやりとりもご本人が直接、われわれとやり取りしました」と語った。 この収録も通常通りに配信する予定だったが、逮捕されたため、いったんペンディング。報道など推移を見守って、基本的には近日中に配信する予定という。 逮捕について、前出知人は「残念です」と声を落とし、丸山ゴンザレス氏は「シャブは良くないと思います」と話している。