2022年 2月 の投稿一覧

民家で大麻草500株以上栽培 容疑者5人を逮捕 宇都宮

宇都宮市内の民家などで大麻草を栽培したとして、栃木県警組織犯罪対策2課などは24日、大麻取締法違反(営利目的栽培)容疑で、住所不定、無職、富樫浩一被告(35)=同法違反(栽培)で起訴=と宇都宮市戸祭町、塗装業、渡辺修平容疑者(27)ら5人を逮捕したと発表した。富樫容疑者らが拠点としていた埼玉県上尾市や宇都宮市内の民家などからは大麻草500株以上が見つかっているという。 他に逮捕されたのは、東京都渋谷区広尾2、会社役員、根岸伸后被告(42)=同法違反(栽培)で起訴、公判中=ら3人で、このうち2人は既に不起訴処分となっている。 富樫、渡辺両容疑者の逮捕容疑は、2021年7月上旬~9月下旬、同市緑3の民家で、複数の大麻草を営利目的で栽培したとしている。県警は認否を明らかにしていない。【竹田直人】

会社内で集団暴行か 男性死亡、傷害致死容疑で同僚5人逮捕

岩手県警奥州署は、奥州市胆沢小山の会社員、三田義朗さん(38)の顔を殴るなどして死亡させたとして、会社の同僚の男5人を傷害致死容疑で逮捕し、24日に送検した。いずれも容疑を認めているという。 同署によると、逮捕されたのは一関市滝沢の及川孝将(30)、同市三関の伊藤誠二(48)、同市山目の渡邊翔(31)、奥州市前沢駅東の和田貴晶(23)、同市前沢谷記の佐々木明珠(32)の各容疑者。21日午後6~7時ごろ、奥州市の社内で、5人で三田さんの顔を殴ったり腹を蹴ったりし、死亡させた疑いがある。 22日夜に市内の病院で死亡が確認された。同日に病院から署に通報があり、発覚した。署がトラブルの有無や死因を調べている。

通信傍受で88人逮捕 事件数は過去最多タイ 21年状況

政府は25日の閣議で、2021年に全国の警察が20の事件捜査で通信傍受を行い、計88人を逮捕したとの国会報告を決定した。 事件数は20年と並び、通信傍受法が施行された00年以降最多。傍受の対象はいずれも携帯電話だった。 内訳は覚せい剤取締法違反をはじめ薬物関連が11件、銃刀法違反3件、組織的犯罪処罰法違反が1件などだった。薬物関連では計77人を逮捕。傍受回数は全体で1万6495回、期間は延べ995日間だった。また、20年に傍受した6事件でも、21年に計31人を逮捕した。法務省は事件の詳細を公表していない。 通信傍受法は捜査機関の実施状況を毎年国会に報告し、公表することを政府に義務付けている。同法施行後、傍受を実施した事件は累計で195件、逮捕者は1237人となった。