容疑者をクレーン車の運転席に座らせて状況を確認 24歳の女性保育士が亡くなった“ひき逃げ”事件 愛知

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ことし1月、愛知県江南市で保育士の女性がクレーン車にひき逃げされ死亡した事件。 警察は7日、逮捕した62歳の男を現場に立ち会わせて実況見分を行いました。 実況見分が始まったのは、ひき逃げ事件が起きたのと同じ時間でした。 「午前6時です。容疑者立ち合いのもと実況見分が行われています」*↓ (荒川栞記者レポート) 実況見分に立ち会ったのは、岐阜県関市の会社員、石丸政喜容疑者(62)。 現場に持ち込まれたクレーン車を運転中に事件を起こしました。 石丸容疑者は1月24日午前6時ごろ、愛知県江南市の交差点で、自転車に乗っていた保育士の土井祐佳さん(24)をクレーン車ではねて死亡させたうえ、そのまま逃げた過失運転致死などの疑いが持たれています。 土井さんは保育園に出勤しようと、東に向かって丁字路の横断歩道を自転車で渡っていました。 そこへ西に進んでいた石丸容疑者のクレーン車が、左折中に土井さんをはねたとみられています。 7日朝の実況見分では、石丸容疑者をクレーン車の運転席に座らせ、事件の後に倒れた自転車がサイドミラーやバックミラーでどう見えるかなどを詳しく確認しました。 付近の防犯カメラの映像などから関与が浮上した石丸容疑者ですが、警察の調べに対し「交通事故をした覚えがありません」などと容疑を否認していて、警察は容疑の裏付けを進めています。

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