名古屋港の海上で韓国籍の女性の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された男が男女間のトラブルから犯行に及んだ疑いがあることが分かりました。 岐阜県大垣市の無職・幸田信之容疑者(39)は、去年11月上旬ごろ、何らかの方法で韓国籍の崔秀伊さんを殺害した疑いで5日、送検されました。調べに対し、容疑を認めているということです。崔さんは去年11月、名古屋港の海上で服を着ていない状態で発見されていて、死因は今も分かっていません。捜査関係者によりますと、2人は国内で出会ったあと、事件当時も羽島市内で同居していたことが新たに分かりました。幸田容疑者は事件後に同居先から大垣市に引っ越していて、警察は、男女間のトラブルから犯行に及び、その後、事件への関与を隠そうとした疑いもあるとみて調べています。