東京大学の前で受験生ら3人が切り付けられた事件で、警視庁は72歳の通行人の男性を殺害しようとしたなどとして、高校2年の少年を再逮捕した。 名古屋市の高校2年の少年(17)は先月15日、東大の前で通行人の男性(72)の背中を包丁で刺し、殺害しようとした疑いなどが持たれている。 警視庁によると、男性は事件直後に近くの交番へ駆け込み、「刺された」と訴え出ていた。その後、容体が急変し緊急手術を受け、現在は回復している。 少年はこれまでの取り調べに対し、「勉強がうまくいかず事件を起こして死のうと思った」などと話していた。警視庁は少年が「事件前に捨てた」とほのめかしていたスマートフォンを名古屋市内で押収し、詳しい動機などを調べている。(ANNニュース)